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大きなバッグを持って橋の下に立つ赤いコートの女と息が臭くて綿棒を欲しがる誰か

この記事の所要時間: 221

私が小学生の時。

通学路に橋があって、登下校時はいつもそこを通っていました。

ある朝、確か半袖だったから夏だったと思いますが、橋の下に赤いコートを着た女の人が立っていました。

革製の大きなバッグを抱えて。

 

 

その日の帰り、友達二人と下校していた私は例の橋の下について、驚愕しました。

赤いコート。

登校した時と同じように、下を向いて立っていたのです。

俺は友達の手前、走って逃げたかったのを我慢しました。

でも、俺が近づいても女の人は全く動きませんでした。

 

しかし、もっと驚いたのは次の日の朝も、帰りも、その次の日も女の人は赤いコートで立っていました。

最初は怖かったのですが、あまりに毎日いるのでそのうち馴れてきて、気にすることもなくなりました。

それから、一か月くらいたったころ。

ある朝、女の人が突然いなくなっていました。

あ、いなくなってる。

そう思いよく見ると、女の人がいつも持っていたバッグが残されていました。

中身が見たい。

私は、よせばいいのに中身を確かめるため、バッグに近づいていきました。

 

私はバッグに近付いていきました。

ゆっくり、ファスナーを手に取りました。

そして、素早く開けました。

「……!!」

私は絶句しました。

中には黄色い、半透明の液体。はちみつでした。

バッグに直接はちみつが入っていたのです。

でも、私が絶句したのはそのせいではありません。
綿棒を欲しがった
カラス。

はちみつの中に、カラスが「漬け込まれていた」のでした。

半透明の液体の中で、とろんとした目をして揺蕩うカラス。
(ゆらゆらと揺れ動いて定まらない様子。)

…なんで?意味がわからない。

その時です。

 

ザッザッザッ。

 

なんで今まで気付かなかったのか?と思うほどすぐ近くで、誰かの足音がしました。

私が(恥ずかしながら)固まっていると、そいつは私のすぐ真後ろ、それこそ暖かい息が私の後頭部にかかるくらいの位置に立ち止まりました。

振り返れない…

すると、そいつは私の耳に囁くようにただ一言。

「綿棒貸して下さい」

そこではじめて私は叫び、ひたすら全力で走りました。

 

話は、これでおしまいです。

バッグのことも、後ろにいたのがあの女なのかもわかりません。

そして、なんでそいつは綿棒を欲しがったのかも謎です。

今となっては何も確かめられません。

でも、私の耳にかかった、そいつの生臭くて湿った息だけは今でもはっきり思いだせます。

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