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睡眠時遊行症で目が覚めると川原や山中に居ることがある死と隣り合わせの異常行動

睡眠時遊行症
この記事の所要時間: 658

大叔母の話だが、その昔夢遊病だったらしい。

もしくは狐憑き?なのかも知れないが、とりあえず夢遊病(睡眠時遊行症)ということにして進める。

目が覚めると、なぜか川原に立っていたり、山の中にいたりということがあり、曽祖父(以下、父)に相談してみた所、とりあえず家族で交代で見張る、ということになった。

ただし、曾祖母(以下、母)は体が弱かった為に不参加。

初日は父が見張り、大叔母が起き上がったところで顔の前で手を振ったり、前に立ち塞がったりして本当に寝てるか確認した後で、体を揺すって起こしたそうだ。

翌日は、大伯父(以下、兄)で、父と同じ様にした。

もちろん、大叔母(以下、姉)は起き上がったことなど覚えていなかった。

その次の日は、祖母(妹)の番。

妹は先の二人と同じく、本当に寝ているかどうか確認した後、姉を起こさず、この後は何をするのか見てみようと思い立った。

 

姉は寝間着のまま裸足で外に出て少し立ち止まり、クルッと向きを変えてちょっと離れた牧草地の方へと歩き出した。

月も出てない夜で、外灯も無く、真っ暗な中を妹は石ころだとかに躓きながらやっと付いて行ってるのに、姉は確かな足取りでしっかりと歩いていく。

何となく、ふらふらとした感じを思い描いていた妹は随分驚いたそうだ。

牧草地に着くと、姉は何かを探すようにぐるぐると歩き回り、やがてそこの真ん中あたりで立ち止まった。

少し離れた所で見ていた妹は次の行動を待ったが、どれだけ待っても全然動かなかったので姉に近寄った。

顔に手をかざして寝ているのを確認したものの、ここで起こしては自分が言いつけを破ったことがバレると思い、何とか寝たまま家に連れ帰れないものかと考えたが、担いで帰れるほどの力は勿論無い。

結局、起こすしかないかと肩に手をかけようとしたその時、姉の手がスッと妹の方に伸びた。

何事か分からずに、何となくその手をとってみたが、姉に特に変化は無くそのまま寝息を立てている。

手を掴んで軽く引くと、姉はそのまま付いてきた。

方向を変えると、それにあわせて寝たまま歩く。

家族にバレると起こられると思い、妹はそのまま姉を引いて帰った。

 

自分の番が来るたび、妹は姉について行く様になった。

姉の行く場所は一定しておらず、ある日は橋の袂、ある日は田んぼと向かい、ぐるぐると何かを探すように歩き回って立ち止まる。

姉の手を引いて帰り、汚れた足を拭いてバレないように体を揺すって起こす。

そんな日々が、一月ほど続いたそうだ。

夢遊病は一向に改善されず、拝み屋を呼ぼうかという話も出ていた。

妹自身も、最初の方こそ探検気分で面白かったりもしたのだが、この頃では有り体に言えば飽きてきており、次に一緒に行った後は部屋から出る前に起こそうと思っていた。

 

 

そして、妹が最後だと決めていた日。

姉はいつもの様に起き上がり、いつもの様に裸足で外に出て、立ち止まり、どこかを目指して歩き出した。

妹は、ほとんど惰性で後を付いていったのだが、進んでいくにつれて疑問が持ち上がった。

今までは家の周囲、少なくとも歩いて行ける場所にしか向かわなかったが、今歩いてるこの道は歩きだと3時間ほどかかる街への道だ。

横には線路が通っており、家の近くと街とを結んでいる。このまま街まで向かうのだろうか?

妹は帰りの時間も考え、ある程度まで行ったらとにかく引っ張って帰ろうと考えた。

 

姉はそのまま進んでいき、不意に立ち止まった。

妹は驚き、周りを見回したが特に何があるわけでもない。

強いて言えば、線路の向こうにトンネルが口を開けているくらいだが、ただの道の途中で特定の場所という訳じゃない。

今日はこれで終わりかと、姉の手を取ろうとした瞬間、姉は弾かれた様に走り出した。

一直線に、トンネルへ向かって。

道と線路を隔てる藪を突っ切り、線路の敷石を踏みしめ、一直線に。

妹は外のよりもいっそう深い闇の中を、姉の足音だけを頼りに進んでいった。

 

間もなく、
「キイィィィィィ!」
という叫び声が前方から聞こえた。

姉の声だ。

何かあったのかと急いで進むと、出口の半円状の「夜」と、トンネル内の闇との差で、姉の姿がかろうじてシルエットとして浮かび上がった。

姉は天を仰ぎ、歓喜の声を上げていたように見えたそうだ。

そして姉は壁に近づき、そこを引っ掻き始めた。何かを掘り出そうとしているようにも見える。

姉は時折唸り声を上げ、コンクリートの壁を一心不乱に掻き続ける。

怖くなった妹は、いつもの様に手を引いて帰ろうとするが、姉は取り合わない。

それでもなお手を取ろうとすると
「キイ」
とも
「ガア」
とも聞こえる声で威嚇してきた。

 

妹は急いで家へ戻り、家族を叩き起こして事情を説明した。父と兄は納屋から縄を持って飛び出していった。

妹は案内する為に自分も行くと言ったが、場所さえ分かれば良いと押し留められた。

自分の好奇心の為に姉がおかしくなってしまったと後悔し、姉が無事で帰ってくる事だけを祈った。

仏壇の前で手を合わせる妹に、母は一晩中寄り添っていてくれたそうだ。

 

 

夜が明け、日も高くなってきた頃、兄だけが帰ってきた。

母と何事か話していたようだったが、それが終わると出された食事にも手をつけず、ボーッと目の前を見つめていた。

どうなったか聞いてみるが
「もう終わったから」
としか言わず、しばらくして自分の部屋へと戻った。

母に聞いても何も答えてくれなかった。

数日して姉とともに帰ってきた父も同じで、姉は何かがあったこと自体覚えていなかった。

姉の指先には包帯が巻かれており、爪が剥がれ肉が削げて骨まで見えていたそうだ。

その後、姉の夢遊病は無くなり、日常が戻った。

誰からも説明は聞けず、たまにトンネルへ行って確認しようかと思うこともあったそうだが、あの夜の体験が恐ろしく、結局一度も行くことはなかった。

 

祖母は言う。

何があったんだろう。あれはなんだったんだろうと。

怖いけど知りたい。

でも、あれを思い出すと、頭の中で姉の叫び声が響くんだと。

画像出典元:www.xn--0-lu3c6g.com

睡眠時遊行症とは?

睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう)とは、睡眠中に発作的に起こる異常行動のことで、夢遊病や夢中遊行症とも呼ばれる。

 

症状

無意識の状態で起きだし、歩いたり何かをした後に再び就眠するが、その間の出来事を記憶していない状態を指す。

このような夢遊病の多くは、就眠後1時間から3時間のノンレム睡眠時に発生することが多い事が分かっている。

小児に多い病気である。

 

原因

興奮状態のまま眠りに就いてしまうことや、精神のストレスによるものが多いとされている。

また、特に原因が見当たらず慢性的で難治性の場合もある。

超短時間作型の睡眠導入剤である、マイスリー、ハルシオン、アモバンなどの副作用として発生する場合がある。

疲れていたり、昼間に猛烈なストレスを体験した場合に多くみられる。

また、ぐっすり寝込んでいる子どもを、何らかの理由で無理やり起こした場合にみられることがある。

 

治療

現在、主な薬物療法としてはベンゾジアゼピン系の薬が使われている。

なお、夢遊病患者を無理に起こしたり制止しようとすると危害を加えられる恐れがあり、過去には殺害事件も起きている。

危険がない限りそっとしておくか、危急の場合は警察や救急車を呼んで対処することが望ましい。

思春期が終わるころにはしぜんに症状は消失するといわれているため心配する必要はないが、寝入るまで安全に保護してやる配慮が必要だ。

 

出典元:ja.wikipedia.org

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