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クレーン操作が下手な後輩に練習させたら職人が居なくなった鉄工場

 2015.09.12     悲惨な話     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 147

鉄工場で働いてた時の話。

日曜日だったが、納期の関係で俺の後輩と職人さんで休日出勤するはめになった。

後輩と職人さんは、作業スペースを確保するために天井クレーンを使って鉄骨や資材をどかしていた。

後輩はクレーンの操作が下手なので、職人が
「おまえちょっと練習やと思ってかたづけてみ。」
とクレーンのリモコンを後輩に渡していた。

俺は俺で中二階にあがって、塗装にとりかかった。

 

2時間くらいたった頃、ガッシャーンという大きな音。

「おいおい…」

後輩が二階にあがってきて
「どうっすか進み具合は?」
と尋ねてきた。

「まだ全然だよ。ていうか、さっきでかい音したけど何?」

「なんでもないっすよ。つうか俺用事あるんで帰ります。」

冗談かと思って
「あほかw」
と軽く流すと、

後輩が
「じゃっそういうことで…」
と本当に帰ろうとしたので、あわてて階段をおりて後輩を追いかけた。

 

後輩が
「冗談ですよ。〇〇さんは上で作業しといて下さいよ」
と階段で俺を制止する。

「冗談かよマジっぽかったぞ。まあいいや今日は遅くまでやるし休憩しようや」
と下におりようとすると、

「いや〇〇さんは上で休憩とって下さいよ。職人さんぶっちゃけ〇〇さんの事嫌ってますから」
と言いだした。

何か、後輩の様子が変だ。

 

目が泳いでいる。

それに、さっきのガッシャーンという音、感覚的にやばい感じがしていた。

俺は、あわてて下へ降りた。

職人がいない…

どこにも……

クレーンが、品物を釣ったまま高くまで巻き上げられている。

 

目を疑った…

 

頭がつぶれた職人が、品物にはさまれて浮いていた。

後輩は、いなくなっていた。

警察と救急車を呼んだ後、さすがに気分が悪くなってしまい、少々吐いてしまった。

後日、後輩は警察に逮捕されたのだが、あいつわざとやったんじゃないかと俺は思っている。

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