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かなりの早足なのに足音もしない可愛いオバケ看護婦さん

可愛い看護婦さん
この記事の所要時間: 133

怪我で入院していた病院での事。

入院病棟だけで5~6棟ある、大学付属の大きい病院。

救急もあって、自分の入院していた病棟の一階部分が救急受け入れ口。

ある夜中、トイレに行こうと廊下を歩いていると、丁度救急車が入ってきたところだった。

すると、若い看護婦さんが奥の方の病室から出てきて、小走りに廊下を歩いてきた。

看護婦は自分に気がつくと足を止め、
「○○さん(自分の名前)、トイレですか?まだ寒いから何か羽織った方が良いですよ」
と言い、それから階段の方に小走りに去っていった。

かなりの早足なのに足音もしないってすごいな~と、ちょっと感心した。

 

 

翌日、昼頃に来た母親(入院病院の元看護婦)にその話をした。

すると、
「ああ、その人まだ居るんだ。いいかげんどこか行ったと思ってた」
と知ってるように言う。

なので聞いてみると、

 

元々、○○(自分)の入院している棟は救急で来た人の病棟で、重傷者が多かった。

夜中に機械がいじられたり、勝手に点滴が止められている事があった。

その前後に、看護婦の姿を見ている人が多かったが、該当する看護婦がおらず、該当する医師や外来客も居ない。

それで、命に別状のない入院患者ばかり、その病棟に入れる事にした。

 

というのだ。

はっきり言って、可愛い看護婦だったので、存在は怖くはない。

むしろ、お近づきになりたいと思ったほどである。

その事を知っていて、平然とその病院に入れた母親が怖かった。

(自分も救急で運ばれて即入院したもんで)

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