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家中の扉という扉が開くという怪奇ひらけゴマ現象

ひらけゴマ
この記事の所要時間: 253

当時、中二のときの話。

まぁ、事は俺のじいちゃんの兄貴に当たる人が亡くなったことから始まるのだが。

その日の夕方、俺と親父でその人の見舞いに行っていた。

既に顔に生気はなく、素人の俺が見ても
「ああ、厳しいな。」
と思うほどだった。

親父が
「足が寒そうだね。」
といって、足をさすってあげてたのを今でも覚えている。

その後、家に帰ってから晩飯食って風呂はいって、部屋に戻るまでは特に何もなかった。

うちの家族は就寝時間が早かったので、9時ごろになるとみんな寝ていた。

俺は弟と買ったばかりの週刊誌(確かサンデー)を一緒に読んでた。

今思うと、えらい仲の良い兄弟だったなぁ……w

 

夜の11時ごろ。俺と弟が俺のベッドでなんでもない会話をしていたとき。

親の部屋の扉が開く音がした。

親の部屋は廊下の突き当たりで引き戸。

開くときに、ガラガラッと威勢の良い音がするのですぐに分かった。

んで、お袋が俺らの部屋に来て一言。

 

「お前たち、さっきこっちの部屋来た?」

 

俺と弟はずっと会話してて、親の部屋に言った記憶も無い。そう答えると、母親は首を傾げた。

もちろん、扉が開けばすぐに気付くのだが、音もしなかったし、下で寝ている祖父母が階段を上がるわけが無い。

最初は冗談かと思いきや親父も俺らの部屋に来たから冗談じゃないと気付いた。

両親が言うにはカラカラッっと音がして扉が半分くらい開いた後、すぐに閉まってしまったと言う。

何がなんだか分からないで、家族そろってビビってるときに電話が鳴り響いた。

親父が取ったんだが、電話の内容は
「その爺さんの兄貴が亡くなった」
という事だった。

電話を切ってから親父が
「○○さん、夕方のお礼をしに来たのか。」
と言ってたのを、妙に納得してしまった。

 

その後、親父とお袋、祖父母は病院へ行って家には俺と弟二人きりになった。

弟もビビってたので寝ようということになり就寝。

弟はビビって俺の部屋に布団を持ってきて寝てたw

でも、結局俺と弟は寝付けずに桃鉄やってたんだが、夜の1時ごろになって部屋の扉が急にキィッと開いた。

ただでさえビビってる上でこんな仕打ち勘弁してくれと思い、弟とお互い顔を見やった。

弟と部屋から出ると、家中の扉が開いている。

扉と言う扉が開いていて、さすがにチビりそうになった。

弟と一緒に、とりあえず自分たちが居る2階だけ見て周るが当然誰も居ないし、やっぱり全部の扉が開いてた。

押入れの扉も、トイレの扉も、未だ誰も死んでないから空っぽの仏間の扉まで。

弟と、最初から開いてたに違いないとお互い言い聞かせ、閉めるのも怖くて結局二人で部屋に戻った。

そしたらなぜか、さっき閉まってたはずの窓が全開だった。さすがに確定的な怪奇現象を目の当たりにしたので窓を閉めて布団被って寝た。

今思うと一人だったらヤバかったと思う。弟が居てよかったわ。

後で聞いたら、そのころの時間に遺体を載せた車が家の横の道を走っていってたらしい。変に納得したのを今でも覚えてる。

なんかグダグダだけど、今でも鮮明に思い出せる怪奇現象でした。

画像出典元:pigmybank.net

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