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オカルト道の師ドーモさんと心霊スポット徘徊

 2015.09.16     恐怖体験談     1件     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 451

僕の高校時代の話です。

僕の通っていた高校には、師匠シリーズに出てくる師匠みたいな人が居ました。

僕はその人をドーモさんと呼び、オカルト道の師と仰いでいました。

僕ら(僕と仲の良いDQN達)は、ドーモさんとオカルト系の事をやりまくっていた。

たくさんオカルト話はあるんですけど、今回は廃病院、いわゆる心霊スポットに行った時の話を書きます。

 

確か高二くらいの時だったと思います。

僕は、DQNどもに廃病院の話(当時流行ってた)を聞き、当然の様にドーモさんをそこに誘った。

いつもなら満面の笑みを浮かべ了承するドーモさんが今回は、
「嫌だ!」
と面倒臭そうに断りました。

「あそこはやばい」
とか
「めんどくさい事になる」
など言って、首を縦に振らないのです。

それでも僕がしつこく誘うと、
「やばくなったら一人で逃げるから」
と渋々OKをもらいました。

ドーモさんにここまで言わすとはどんな所やねん!?と僕は、恐怖半分、好奇心半分な複雑な気分でした。

しかし、ドーモさんが居るのならなんとかなる!

ドーモさんが居るから今まで僕は心霊スポットに行けたわけで、ドーモさんに対する僕の信頼度はかなりのものでした。

それでOKをもらった僕は、仲の良いDQN二人(いつものメンバー)に声をかけました。

二人もドーモさんがくるならと、二つ返事でした。

 

 

その日、学校が終わり、まだ明るかったので、ゲーセンで時間をつぶし。

ゲームに夢中になってる内に、暗くなっており、廃病院に着いたのは、すでに九時をまわった頃でした。

DQN二人が先陣をきり、さきさき中に入っていく中、ドーモさんはキョロキョロしながら最後尾でした。

僕は、そんなドーモさん(いつもなら先頭)を初めて見たので、マジでやばくね?とか思いつつ、DQN二人と冗談を交わしつつ中を徘徊しました。

しばらく徘徊(探険?)していましたが、特に何も起こらず、あれ?と思いながら、最後の霊暗室に着きました。

ここを見おわったら帰ろうみたいな話をしていたので、ここが最後です。

霊暗室に入った瞬間、僕ら三人は固まりました。

動けないというより、動きにくいと言ったほうが正確ですね。

しかし、今まで黙ってたドーモさんは、霊暗室に入るやいなや、テンションMAXな感じで中を物色しまくってました。

僕は背後に気配を感じ、ゆっくりと振り返りました。

 

人が立ってたとかいうレベルじゃありません。

何十人の人の顔(表情?)のない人達が、僕らを睨んでます。

表情もないのに、なぜか睨んでる(怒ってる)とゆーのがわかります。

ドーモさんはそんな事には興味がない(見えてないハズがない)ように、物色を続け、やがてカバンからインスタントカメラを取り出して、そこら辺を撮りまくりだしました。

僕は、半泣きになりながら、
「ドーモさん、やばいよ!ここ、やばいよ!」
と、自分から誘っておきながらですが、帰ろうコールを送りました。

すると、ドーモさんは、
「意識すんな!下手したら帰られへん事になんで!」
と、相変わらず焦る事もなく、僕らの後ろとかを撮りまくってます。

僕やDQN二人は半泣きになりながらも、ドーモさんを見てるしかなかったのです。

そして、
「帰るで!」
と、いきなりドーモさんが言いました。

すると、金縛り状態がいきなり解け、僕らは走って廃病院を出ました。

その時も、ドーモさんは最後尾でキョロキョロしてた。(僕が走ってる時、振り返った。)

廃病院の前でタバコをふかしながら(生意気にも)、僕らは地面に腰をおろした。心の底から安心していた。

 

それで、何日かして恐怖感も薄れてきた僕は、ドーモさんにあの時撮った写真の事を聞いた。

ドーモさんは、笑いながら
「何も写ってなかったよって」
言った。

僕が、そんなはずないやろ!とつめよると、
「俺がまったく意識してないねんから、当たり前やろ!」
とまた笑った。

まったく意識してない?見えてるのに?不可能だろ?とか思いながら考えこんでいると、
「でも一枚だけおもしろい物が撮れた。」
と、一枚の写真をカバンから取り出した。

その写真は、僕ら三人が笑いながら(変顔)で写っている物だった。

確かにおもしろい程に変顔だ。オカルトには関係ないが。

僕が少し怒りながら、確かにおもしろい顔やね!と言うと、ドーモさんは、
「おまえら笑ってたっけ?」
と少しにやけながら言った。

 

ドーモさんが写真を撮ったのは霊暗室だけ。

僕らは霊暗室に入った瞬間固まって、半泣きだった…。

どゆこと?

僕は少しぱにくりながら、他のも見せて!と言うと、ドーモさんは、
「あぁ、燃やした。」
と即答しました。

僕が、何も写ってなかったのに?と言うと、
「俺は意識しなかったからな、でもおまえらが見ると大変なことになる。」
と笑いました。

「写真ってのは、人によって見え方が違う。もちろん心霊写真に限らずな。あと、あれでやばいと思ったなら、もう心霊スポットとかには行かない方がいいよ」
と付け加えました。

 

後日談ですが、あの廃病院は、土地をヤクザが買い取っていて、そこら中にカメラが設置されてるとゆー事が後でわかりました。
(バレたら、大金を請求されるらしい。)

ドーモさんは、その事をやばいと言っていたらしい。

僕は、改めてドーモさんを尊敬になった。(オカルト系で)

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    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/08/15(月) 14:05:09 ID:MwMjE4MDg

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