2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

殺人的なシフトをこなしていた看護師が無人の世界と化した病院内で絶望した時空の歪み

無人の街
この記事の所要時間: 259

私の体験談ですが、2年前の出来事で当時は看護師をしていました。

今は派遣事務の仕事に就いていますが、我ながらよくあの殺人的なシフトをこなしていたなと感心します。

17、8時間の拘束は当たり前の世界ですから。

その日は、二交代勤務の日勤でした。

朝7時半ごろ、いつもの通用口を通ったのですが、院内が不気味なほど閑散としていました。

人の気配が全く無いのです。

いつもなら、朝食などでばたばたしているはずなのに。

私は更衣室に向かいましたが、同じシフトの同僚すらいません。

 

携帯で連絡をしてみると、電源が入っていないか電波が届かないというメッセージが流れます。

とりあえず、引き継ぎのためステーションへ行こうと思いました。

が、その途中職員どころか患者さんまで見当たらないのです。

それまで、こんな異常事態に遭遇したためしがなかったので、怖くなりました。

とにかく、誰でもいいから探そうと思い立ちましたが、むやみに歩き回るのも恐ろしく感じて、内線電話の受話器をとりました。

しかし、あの「ツー」という発信前のダイヤル音さえ聞こえないんです。

軽くパニクっていた私は、もう一度自分の携帯でかたっぱし掛けようとして、取り落としてしまいました。

慌てて拾い携帯の待ち受け画面をみると、実家の番号が出ており、迷わずダイヤルしました。

いつも聞いているあの発信音が聞こえたときには涙がでました。

 

「ガチャ」
という音とともに、私はまくし立てました。

「もしもしお母さん?私」

「あんた今どこにいるの?△△さん(同僚)から連絡あったわよ、病院から。時間になっても来ないから、もしかして事故にでも遭ったんじゃないかって」

 

それを聞いて私は力が抜けたというか、腰が抜け、その場に座り込みました。

そして、ぞっとするようなものに気付きました。

それは、先に携帯を落とした場所にバッテリーが落ちていたのです。

バッテリーもないのに母と会話をしたのです。

携帯を投げ出して、どこに向かうでもなく私は逃げ出しました。

どこをどう走ったのか覚えてませんが、通用口近くまできて一歩も前に進めないほど疲れ果て、中腰の姿勢のまま息を整えようとしました。

あともう少しで外に出られるのに、どうしてそこで休もうとしたのか、未だにわかりません。

私はふと顔を上げました。

目の前には、壁に設置された姿見がありました。

しかしよくよく見ると、鏡に映っていなければならない私の姿がなかったのです。

そこで意識を失いました。

 

目覚めたとき、私はステーション内のソファの上にいました。

周りは、いつもの活気ある職場です。

私が最初に連絡し、自宅に電話をくれた同僚が言うには、通用口近くで私は倒れていたらしいのです。

不思議なのは、それを彼女に教えてくれた方がいたのですが、どうしても思い出せないと言います。

実際に彼女はその人を見たのに、どんな顔だったのか、どれくらいの身長だったのか、性別さえも「思い出せない」のです。

その同僚に私も色々質問されましたが、私の身に起きたことを裏付ける確たる証拠が挙げられませんでした。

投げ捨てた携帯電話や更衣室のロッカーに入れた所持品が、なにもかもなくなっているからです。

それに、私の見た大きな鏡さえ元々ないのですから。

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:1,320 PV
 評価:12345 0.00 (0 件の評価)
Loading...Loading...
 カテゴリ:オカルト・超常現象
 タグ: ,  ,  , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2016年12月
« 11月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

怖いコピペSNS