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京都市内のとあるマンションで起こった「見てる」現象

 2015.10.06     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 58

信じるか信じないかは別として、知り合いに変わったやつがいる。

小学校時代からの友人で、現役の住職をやってるやつがいる。

私自身は霊感なんてこれっぽちも持ち合わせていないのだが、こいつのせいで何回かありえない現象にあっている。

 

住職も私も少しかかわりのあるとあるマンションの話。

京都市内にある某マンションでの話で、くわしい場所はいえませんが、とあるマンションです。

私は京都市内で会社員をしており、後輩がまぁできるくらいの年齢です。

2004年の春、私の部署にも数人の新人が入ってきました。

夏ちょっとすぎに後輩のAくんから、相談をひとつ受けました。

 

A「…さん、ちょっと京都で住みやすいとこってどこかありますか?」

私「んーー…?引越しでもするん?」

A「ええ、どうもなんか毎日じゃないんですけど、今のマンションで金縛りにあうんで…引っ越そうかとおもってるんですよ」

私「疲れてるんじゃないの?環境かわってまだ慣れてないだけでしょ?」

A「いやそういうのじゃなくて、怖いんですよ。凄く凄く怖いんですよ」

私「はははは…まぁネットとかで探してみたら?」

A「そうします」

 

 

それから秋ぐらいに友人の住職から、久しぶりに連絡がありました

住職「いょう、ひさしぶりー。ちょっとお前暇やったらつきあわへん?」

私「あー?なにー?酒とか飲まへんでー」

住職「ちょっとさぁ、やっかいごとでさぁ。頼むわ」

私「まぁええから、うちこいよ」

住職の話を要約すると、某県のお寺のお嬢さんが京都市内に住んでいて、連絡が最近無くて心配なので、知り合いである住職の父に、ちょっと様子を見てほしい。
ただ、住職の父は忙しいので、暇している住職にちょっと見てこいとそういう話でした。

 

私「…で、そのお嬢さんとこ行くから一緒に来いってか?」

住職「せやせや、俺面識なくてさぁ、でこの頭でしょ。怪しまれるから…」

私「電話は?わざわざなんで行かないかんの?」

住職「連絡取れへんからいってこい、言われてんねん。死んでたらかなわんやん?」

私「…めんどくせー、なんかおごれよ」

 

そういうやり取りのあと、そのお嬢さんが住んでいるというマンションに向かいました。

一見、普通のマンションで、割と新しいところでした。

私「鍵とかどーすんねん。管理人もいーへんみたいやし。おまけにオートロックやん」

住職「もってへんよ。見て来い言われただけやし。部屋は505な」

私「どーやって入るん?って、ロックかかってないな」

マンションの入り口のオートロックであった扉の下に雑誌がはさんであって、閉まらないようになっていました。

 

なんの問題もなくエレベーターに乗り、5階に向かいました。

この時点で一つ気がついたことがあったのですが、口に出すほどではないかと思い黙っていたら、住職がこっちを見て
「なぁ…」

それっきり住職も静かになりました。

 

問題の505に到着し、何度かインターホンを鳴らしたのですが、なんの反応もなく。

私「どっか出かけてるか、引っ越したんちゃうん?」

住職「あー…どうしよー…」

そんな会話をしながら、私はのぞき穴を覗いたりしましたが、中は見えるはずはなく。

ドアノブをがちゃがちゃやってみましたが、扉は開くはずはなく。

帰ろうかとしたときに新聞受けを指でちょいと押したら、隙間からすごい悪臭がモァと鼻につくように、上ってきました。

私「ウェくっさ…なんやこの臭い…」

その時、私と住職の脳裏に横切ったのが、中で死んでるんじゃ?・・・慌ててしゃがみこんで新聞受けから中を覗きました。

悪臭と共に目に入ったのが、ゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミ

 

警察をすぐ呼びました。

警察がくるまでに少し落ち着こうと思い、たばこを吸いながら、コの字型になってるマンションの中庭を見てました。

私「なぁ…おい、このマンションさぁ…妙に…」

住職「言うな、なんも言うな…」

私「あぁすまん。親父さんに連絡とかしとけよ…」

 

しばらくして警察がきて、マンションの管理会社がきて、505の扉を空けました。

中は、ありえないほどのゴミ。コンビニの袋、カップラーメン、なんかわからない物体あしの踏み場もないほどのゴミの山。

内心、絶対死んでるなぁ…と思いつつも、
「○○さん、いますか?」

そう言いながら、奥に踏み込んで行きました。

薄暗い部屋の中に、がりっがりの髪の長い女が、ベッドの上に体育すわりで、そこにいました。

中に入った、私・住職・管理会社の人間・警察官は一瞬時間が止まったようにその女の人に注視しました。

女「…っ…っっ…」

警察官「もしもし?もしもし?」

女「みてるっ みてるっ みてるミテルっ ミテルっ 見てるっ 見てる」

警察官「…号 救急車お願いします。住人発見しました」と無線で連絡

女「みてぇぇぇるぅっぅぅぅうぅぅ」と立ち上がって押入れに手をむけました。

その瞬間、押入れがバーンッと開きました。

その場にいた全員、腰砕けで逃げ出しました。

警察官の人はさすがというか、女の人を連れて部屋から脱出!

部屋の中で、物凄い轟音というか爆発音というか、めちゃめちゃな音が鳴り響いてました。

 

問題のお嬢さんはノイローゼで、2ヶ月近くマンションにひきこもっていて、食べ残したものや飲み残したものが腐って悪臭を放っていた。

マンション内の8割が空き部屋だった。

後輩Aくんが住んでいたのは、そのマンションだった事があとでわかりました。

ここまでが私が直接、見て聞いた話です。

事後の話は少し長くなるのと、本人に了解をとってからまた書きます。

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