廃病院を買い取って本社ビルとして使用している観光バス会社の仮眠室
この記事の所要時間: 約 1分30秒
某観光バス会社の話。
その会社の本社ビルは廃病院を買い取って、そのまんま本社として使ってたんです。
地下には元の霊安室があって、その扉のノブには針金が巻いてあって、入れない様になってます。
そして、問題の仮眠室は、霊安室の真上。
この話は、知人のドライバーさんの経験談です。
その日、彼はかねてから色々と噂のあるこの仮眠室に泊まることになったんですが、同僚が口々に言う様な「気が沈む」「重ぉ~い」…という感じは、しなかったそうです。
深夜2時頃、彼はふいに手を引っ張られて、目がさめたそうです。
「おじちゃん、おじちゃん。このベッドは、僕のベッドだよ。」
見ると、小学校2~3年生くらいの男の子が手を引っ張っていたそうです。
「おじちゃんが寝たらダメなんだよ!!僕のベッドなんだよ!!返してよ、ねぇ…」
氷のように冷たい手…
陶器の様な青白い顔…
赤く腫れ上がった唇……
彼には、その男の子が、一目でこの世の者でない事が分ったそうです。
彼は、逃げようとベッドから飛び降り、廊下へのドアを開けたんです。
しかし、そこには30人程の病人死人が列をなして歩いていたそうです。
地階へ下りる階段のほうに向かって…
身動きがとれずに呆然としていると、先程の男の子が、彼の横をすり抜けて列に加わったんです。
そして、男の子は振り向くと、彼にこう言ったそうです。
「○○、お前も早く来いよ」
…と。
その瞬間、彼は気付いたそうです。
その男の子は、小学校の同級生で亡くなった子じゃないかと。
○○というのは、彼の小学校の時のあだ名だそうです。
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