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山そのものが聖域になっている三輪山にいた猫の聖獣

三輪山にある古刹
この記事の所要時間: 410

高校生の頃、暇さえあれば山辺の道を歩いていた時期があります。

三輪山の霊気は、独特で非常に強いし、あの辺りは歩いていても心が和むんです。

道のあちこちにある石仏も優しげですしね。

汗かいて、一服していたら、
「今日は暑いの」
と話し掛けられ

「そうですね」
と何気なしに答えたら、石仏が微笑んでたなんてことはよくあります。

さて、この辺り有名な古刹(こさつ)が点在しています。

そのひとつにお参りしました。

 

山の斜面に建立されたそのお寺は、山そのものが聖域です。

小さな洞窟もあり、しめ縄で入り口を塞ぎ、「立ち入り禁止」としています。

こういうのは修行場で一般人のみ立入禁止にしている場合と、修行場だったけどやばくなったんで立入禁止にしている場合もあります。ここの場合は後者でした。

勿論、そんなところへ入るほど愚かじゃありません。

境内を登っていくと、極太のしめ縄でそれ以上は上へは上がらぬようにしてます。「立入禁止」の標示もやたら大きくあちこちにあります。

(やばいな…)

そう思ったんですが、その結界の前に猫がいました。

僕をみてます。

 

小猫みたいに小さいんですが、明らかに聖獣です。白く美しい華奢な美人です。

(…使い魔?)

こういう場所には時々出るんです。

猫は
「ついておいで」
と言うように顎をしゃくると、結界の中へ入っていきます。

何も考えずついて行きました。松林の中を暫く行くと、唐突に拓けた場所に出ました。

崩れた卒塔婆があります。

猫はそこで立ち止まり、僕を見つめます。

彼女がなぜ僕を連れてきたのか分かりました。

卒塔婆を直し、白い素焼きの徳利と杯があったので側の小川で水を汲んでお供えしました。

ひととおり終わったところで、猫が擦り寄ってきます。頭を撫でてやって、見るとなにか咥えています。

 

錆びた銀の簪(かんざし)でした。赤い珊瑚で飾っています。黒ずんで汚れて見る影もありませんでしたが…

猫はこの簪を渡したいようです。

受け取ると頭を下げました。

ひとり戻ると、結界の所に中年のお坊さんが私を待ってました。にこやかに微笑んでいます。私に向かって手を出しました。

僕は無意識に簪を手渡しました。

「ご苦労様でした」

お坊さんはそう言うと、きびすを返して戻っていきました。

その時はなんの違和感も無かったのですが、今、考えると大分奇妙な話です。

 

 

さて、後日談。

数年後、恋人だった今の妻と嵯峨野へ旅行へ行きました。

天竜寺の渡り廊下でポーズを取る妻をカメラに収めようとしたとき、庭に人影を見ました。

真紅の毛せんを敷き、ちんまりと座ったお姫様です。15,6歳の可愛い娘でした。

直感で、あの卒塔婆の主だと確信しました。

お姫様は僕にお辞儀をすると消えました。

画像出典元:blogs.yahoo.co.jp/bcrpc523

古刹とは?

古寺名刹(こじ めいさつ)という語があるように、古寺(歴史ある寺。有名かどうかは別義)と名刹(名高い寺。古いかどうかは本来は別義)は微妙に異なるものを指すが、歴史ある名刹は、古刹(こさつ)と呼ばれる。

なお、「古寺」「名刹」「古刹」は中国語でも日本語と同様に用いられる。

出典元:ja.wikipedia.org

三輪山について

三輪山(みわやま)は、奈良県桜井市にある山。奈良県北部奈良盆地の南東部に位置し、標高467.1m、周囲16km。三諸山(みもろやま)ともいう。なだらかな円錐形の山である。

日本国創生の時代より神宿る山とされ、三輪山そのものが神体であるとの考えから、神官僧侶以外は足を踏み入れることのできない、禁足の山とされてきた。

飛鳥時代には山内に大三輪寺が建てられ、平安時代には空海によって遍照院が建てられた。

鎌倉時代に入ってからは慶円が三輪氏の氏神であった三輪神社を拡大し、本地垂迹説によって三輪明神と改め、別当寺三輪山平等寺を建立した。

江戸時代には徳川幕府より厳しい政令が設けられ、平等寺の許可がないと入山できなかった。

明治以降はこの伝統に基づき、「入山者の心得」なるものが定められ、現在においてはこの規則を遵守すれば誰でも入山できるようになった。

 

登山を希望する場合は、大神神社から北北東250m辺りに位置する境内の摂社・狭井神社の社務所で許可を得なければならない。

そこで氏名・住所・電話番号を記入し300円を納める。そして参拝証の白いたすきを受け取り御祓いを済ませる。

道中このたすきを外すことは禁止されている。

出典元:ja.wikipedia.org

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