休みの日は一日中寝ているお父さんを起こすのが私の仕事だった子供の頃の怖い話
この記事の所要時間: 約 0分45秒
子どもの頃の怖い話。
父は、休みになると本当に一日中寝ていた。
眠そうな目をして遅めの朝食を食べ、再び布団に戻ると夕飯まで起きない。
たまの休みぐらいゆっくりしたい気持ちは、今でこそ理解できる。
が、まだ幼かった私は、かまってくれないことに腹を立て、よく泣きじゃくっていたらしい。
夕飯前に父を起すのは私の仕事だった。
私は、こんもりと盛り上がった布団の上に勢いよく飛び乗った。
「おとーさん、ばんごはんだよ~!!」
「んー」
起きているのか寝ているのか分からないような、低い声が聞こえる。
どうやら目覚めが悪いらしい。布団から起き上がる気配もない。
父の布団の中に潜り込もうとしたとき、母が台所から私を呼んだ。
「けいちゃん、お父さんなら今日出張でいないんだよ」
この記事が気に入ったら
いいね!してね♪
怖いコピペの最新情報をお届け致します!
それじゃ、布団の中は誰?
匿名さん、ないしょないしょシーだよ笑