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新婚さんの部屋に幽霊が現れたため強行引っ越しした結果

 2015.11.19     恐怖体験談     2件     Loadingお気に入りに追加
新婚さん
この記事の所要時間: 948

十数年前に、神戸であった出来事。

A氏M子カップルは、市内の鉄筋4階建てではあるが築ウン十年の古びたアパートの2階に暮らしていました。

2人は、3年ほどそこで同棲していました。

 

A氏(広告系リーマン)は兄(輸入系リーマン)の親友(タメ)。

M子(カメラマン助手)は、私(写真部系高校生)にとても優しくしてくれました。

だから、近くに住んでいる私も兄と一緒にA氏M子のアパートによく遊びに行ってました。

そのうち、A氏M子カップルの結婚式の日取りが決まりました。

私たち週末乱入族のおかげか、授かり結婚ではありませんでした。

 

 

とある10月。

結婚式当日、式もとどこおりなく終了。

2次会も盛り上がり、友人各位13名は新婚さんの部屋に乱入。

仕事の都合により新婚旅行は延期になったとはいえ、新婚さんの初夜のその部屋に私も乱入していました。

二人の初夜のその部屋は、2部屋の普通の間取り。

そこに13人ほど・・・

遅くまでワイワイやってましたが、さすがに夜も更けごろ寝することになりました。

お酒も入っていて、13人全員が泊まることになりました。

ありったけの布団系のものを引っ張り出してごろ寝。(寝袋まで引っ張り出してた。)

13人が一気に泊まったので私の寝転ぶスペースが無い・・・

いちおう私は女子なので、布団の引っ張り出されたあとの押入れの下のスペースをもらいました。

 

夜中の3時頃だったと思います。

さすがに皆さん酔いつぶれたのか、すっかり寝入ってる様子。

ちょっと興奮してる私はあまり寝つけ無くて、毛布に包まって目をつむっていました。

常夜灯の光の中で、披露宴のことを思い出したりしてました。

何人かのいびき系のものが聞こえるほかは、何も聞こえない。

 

そんな時、いびき・寝息以外の何かがどこからか聞こえてきました。

遠くで、低い声っぽく聞こえました。

おじさん系のぶつぶつとつぶやく感じだけど、よくわからない。

外の声?

いや、遠く聞こえるけど、近いかも?

部屋のどこかからという感じがしました。

『寝言だ。』と、心の中で半笑いし、その声の主を探そうと辺りを見回しました。

けど、暗いのであまりわからない。

声に集中しました。

ぶつぶつと呟く声は、私の足元方面から聞こえてきます。

 

気のせいか、少し声が大きく聞こえてきた。

声は遠くなく、かなり近いかも。足元方面。

その声の不気味さに、寝言とはいえちょっと怖い感じになってきた。

「?・・・あれ?」

そう思ったとたん、気持ち悪い圧迫感を感じ全身が痙攣したように動かなくなってしまった。

『ああっ・・・金縛り・・・いやだ・・・』

キーーーーーーーンと耳鳴り。

金縛りの経験は初めて、全身嫌な汗をかき痙攣したような・・・

「た・・・す・・・け・・・て・・・」

心の中で叫んだ。恐怖で総毛立った。

 

押入れで寝ている足元に、何かぼうっと光ってるのが見えた。

不気味な声もすこしづつ大きくなっていき、声の大きさに合わせてひかりも青白く大きくなってきた。

「・・・で・・・・・・・・・い・・・け」

不気味な声は、私の耳元で聞こえる感じ。

青白い光はじわりじわりと大きくなってきた。

あっ・・・と思った。

 

その光は人の顔をしていた。

しわのある怒りの表情のおじいさんの顔。

リンゴくらいの大きさが、どんどん大きくなってくる。

そして声も大きくなる。

「でて・・・いけ・・・でていけ・・・でていけ・・・」

バレーボールくらいに大きくなって、目の存在を確認してしまった。

一瞬、しっかりと私と目があった。

 

完全に私をターゲットにしてる!!!

「出て行け・・・出て行け・・・出て行け・・・」

もう、怖いとかそんな陳腐な言葉では言い表せない・・・恐怖。

「出て行け!出て行け!出て行け!」

もう、声も怒りの声になっていました。

私は金縛りのまま、気を失えるでもなく、顔から目をそらせてお祈りした。

 

「出て行きます。今すぐ出て行きます・・・」

何度も何度も繰り返しました。汗だくになってるのがわかる。

「出て行け・・・」

少し声が小さく聞こえたかと思うと、それが最後の言葉でした。

不意にガクンと金縛りが解けて、声も顔も消えて、何人かの軽いいびきと寝息のみの静寂になっていました。

耳鳴りも消えていました。

私の荒い息使いが、押し入れの中で広がるばかりでした。

 

その後、私は半泣きになりながら押入れから出て、M子さんの横に毛布を引きずっていていきました。

目が覚めたM子さんは
「どうしん?」
って聞いてきた。

「ちょっとだけ怖い夢見て・・・。」
と言った後、くすっと笑ってみました。

せっかくの結婚式の夜に、こんな話も出来なかったですから。

 

M子さんは、私の頭をなでながら
「そうなんや、平気、平気、大丈夫。」
って添い寝してくれました。

実を言うとA氏のこと好きだったけど、M子さんのほうがもっと好きです。

でも、あのおじいさんの顔・・・目・・・声・・・いまだに忘れられません。

 

 

翌朝、目が覚めたらM子さん他数人は既に仕事に出かけ(日曜なのに・・・)残りの人たちで、ファミレスでブランチをして解散。

あの押し入れのおじいさんの話は誰にもしませんでした。

A氏M子夫婦さんは私にとって尊敬する人で、その人たちの部屋で出たなんて言えません。

例えそれが夢だとしても、そんな気の悪いことは口が裂けても言えませんでした。

夢だと思いたかったですし・・・

 

後日、M子さんと二人で昼食する機会が出来ました。

おバカな雑談後、M子さんは笑顔をそっとしまって、変な話だけどと話題を変えて言い出しました。

「あそこ、ヤバイのがいるっぽい。」

「ヤバイ?」

「そう。いわゆる幽霊・・・・・・」

M子さんも、あの青白いおじいさんを見たことを話し始めました。

ほとんど、あの夜のおじいさんと同じ!!!!

 

あの夜、私に起きたことをM子さんも気が付いたと思いました。

でも、気が付いてないみたいな感じでM子さん一人で話を進めて行きました。

「もう、ダメあそこ・・・」

M子さんは、引越しをしたいらしい。

そりゃ、私もその気持ちわかります。

あれは怖い!!!

 

「Aになんて言えばいいのかなぁ・・・」
とM子さん。

A氏は霊なんて信じないタイプ。

「そのまま、言うしか・・・」
と私。

A氏は、けっこう理解してくれやすいタイプ。

M子さんが悩んでるなら、行動を起こすと思われます。

 

「だよね。籍入ったし、気分転換にもなるしね。出来るだけ早く引越し計画根回し始めようかな。w」

「お手伝いしま~~す。^^」

「でも引越しは来年かな・・・もう11月後半、12月はAもウチも鬼のようなスケジュールだし・・・」
とM子さんはガックリ模様。

いくらA氏が理解してくれても、年内は不可能だと思われました。

 

12月半ば、電話を切った兄がA氏の引越しを手伝いにいくと突然言い出しました。

そして、私を誘いました。

二日後の日曜日。

A氏引越し。

私は期末テスト期間だったけど、OKの即答しました。

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コメント

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2015/11/19(木) 00:49:17 ID:A2OTQxNjg

    これ書いたの喪女なんだと思ったらいたたまれない気持ち

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2015/11/19(木) 04:54:13 ID:U2OTY0MjU

    仲が良いからと言って毎週末に大人数の友人(しかも投稿者は同棲カップルにとって友人どころか友人の妹というポジション)で、AとMの部屋で酒盛り…有り得ない。Aは友人達が来て楽しいかも知れないが、Mは迷惑かも知れないと考えられないのかね。投稿者や兄達やAは、自分に都合良い様にしか解釈しないタイプ?

    ついでに、AとMの上下左右の部屋の入居者は騒音被害で最悪だったかもな。

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