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女の執念は恐ろしいと思い知らされることになった呪いの日記

 2015.11.25     本当にあった怖い話     5件     Loadingお気に入りに追加
女の執念は恐ろしい
この記事の所要時間: 457

前の会社にいた時のこと。

後輩のA君が、同僚のBを好きだとわかった。

調査してみたら、BもAくんが好きらしい。

これは話が早いと思ったのだが、本気で好きになってしまうとあんなものなのだろうか。

ふたりともモジモジして、一向に話が進展しない。

仕方がないので、Bの同僚のC子と俺で世話を焼き、飲みに誘ったりして無事にくっつけた。

 

 

それから1年後のこと。

その会社では、半年に1度ぐらいのペースでパソコンを新しくする。

貧乏会社なので4~5台程度購入し、現場レベルのトップに支給される。

で、そいつらが今まで使っていたパソコンは下のスタッフへ、下が使っていたパソコンは廃棄、という具合になるわけだ。ま、パソコンのお下がりだね。

貧乏会社でシステム部なんてご大層なものはないので、自分でデータをバックアップし、メーラーなどの設定を保存してから、データと設定を削除し、パソコンを次の人に引き渡す。

受け取った方は、自分の設定をしてデータを入れる。

アプリを入れるのが面倒なので、フォーマットはしないで済ませるのだ。

 

俺の直属の部下であり、お古のパソコンを受け取った新入りのD君が神妙な顔で相談に来た。

「あの、すみません○○さん(←俺の名前)、ちょっとこれを見ていただきたいんですが・・・」

と言って、お古のノートパソコンを差し出す。

画面を見てみるとフォルダが開いていて、その真ん中に「日記」と書かれたテキストファイルがポツンと。

「何これ?君の日記を俺に見て欲しいの?」

「いや、パソコンに入っていたんですけど・・・」

そのファイルはシステムフォルダの奥の奥、普通なら絶対開けないような所に入っていた。

D君が、どうやってそれを見つけたのかは面倒なので省く(ファイル検索でたまたま見つけたらしい)。

 

「中身見たの?」

「さわりだけ・・・」

「わかった。じゃあ、これはオレが何とかする。君は忘れるように」

ファイルをコピーした後、削除してからパソコンをD君に返した。

彼の前に、このパソコンを使っていたのはC子だ。

つまり、日記は彼女のもの。

どうやら、彼女は削除をし忘れてしまったらしい。

どんな日記なのか、興味があるではないか。

 

最初は、実に他愛のない内容だった。

仕事がうまくいっただの、取引先の誰々がむかつくといったもの、ランチがおいしい店を発見したとかね。

だが、ある頃から内容が一変する。

『私の方が、BよりもずっとずっとA君を好きなのに・・・』

はぁ?A君が好きぃ?ってお前、俺と一緒になってA君とBをくっ付けたじゃねえか。

『BがA君を好きだと知って、言うに言えなくなってしまった・・・』

切ない乙女心も綴ってあった。

ちょっと同情した。

が、そのうち内容がかなりヤバイ方向に。

 

『BからA君と結ばれたことを聞かされた。あんなくそ女のくされマ○コに入ったクソチ○コなんて、腐って落ちてしまえ。阿部定の呪いをこめて』

(ほぼ原文ママ。伏字はしてありませんでした)

こぇぇぇぇぇ。

しかし、C子もよく阿部定なんて知ってるな。

そして、最後の日記。

『A君もBも死んでしまえ。ふたりをくっ付けた○○(俺の名前)も、ふたりを祝福している会社の連中も死んでしまえ。
みんなに呪いがかかるよう、会社のコーヒーメーカーにねずみの生き血を入れた。これからずっと続ける』

 

そういえば、この日記のころから、コーヒーにうるさい社長が
「コーヒー豆を変えたか?」

「入れ方を変えたか?」

「水を・・・」
と言い出したのを思い出した。

ちなみに俺は、コーヒーを飲まない(飲めない)。

どうやって、ねずみの生き血を手に入れたのかは知らないが、彼女はやる。きっとやる。

上司に相談するとか、匿名でC子に警告するとか、いろいろ考えたが、どれもすぐに俺だと分かるだろう。

 

どうしようもないまま数日が過ぎた。

社長との会議中、また
「コーヒーの味が・・・」
と言い出したのでコーヒーメーカーを変え、置き場所を湿っぽい給湯室から総務の机の隣に変えることを提案。

あっさり了承したので、この問題は解決した。

まさか、みんながいる所で生き血を入れることはできないだろう。

一月もしないうち、俺はより条件のいい別の会社からオファーがあり、そこに移った。

A君やBも、ほどなくして辞めたそうだ。

 

 

それからさらに1年後。

会社を辞めた連中で飲むことになった。

A君も来た。

今ならC子がA君を好きだったこと、それを日記に残していたこと(もちろんコーヒーメーカーや阿部定のことは伏せて)を話してもまあいいだろう。

 

「よっA、久しぶり」

「○○さん、久しぶりです」

「元気にしてる?」

「何とか。仕事が忙しいですけど」

「それはいいことじゃん。そうそう、あのさ、Aに言おうと思ってたことがあるんだけど・・・」

「何ですか?実は僕も報告することがあるんですよ」

「何?」

「実は俺、C子と結婚したんです」

「えっ、ま、マジで。それはおめでとう・・・」

 

もちろん、日記のことなど言い出せず、なぜBと別れてC子と結婚することになったのも聞きだせず・・・。

ただ、女の執念は恐ろしいと思いました。

ふたりは、今も幸せに暮らしているそうです。

あまり怖くなかったでしょうか。

画像出典元:i.ytimg.com

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コメント

    • 名前: 名無しさん
    • 投稿日:2015/11/26(木) 00:21:09 ID:E2MzM0Njg

    これはガチで怖いし、リアル。。

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2015/11/27(金) 18:28:03 ID:c3MjkzMzU

    いや、こえーよ!

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/05/03(火) 17:56:11 ID:A3NDQ2NTE

    怖すぎる!!
    A君は大丈夫なのか…?

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/07/29(金) 18:20:48 ID:U0Nzc5MTk

    うっへぇー…! C子キモい

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/07/29(金) 20:57:23 ID:AxMTAwMjk

    呪いの出入口一緒だからな。幸せになれないな。ご冥福をお祈りします。

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