2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

墓参中に奥津城の上に現れた奇怪な化け物

この記事の所要時間: 38

彼は、爺様の代から続いた三代目の大工である。

そんな彼の父親である二代目師匠は先日、職場で亡くなられた。

肉親という感覚以上に、師匠として父親を非常に尊敬していた彼。

暇を見つけては、初代と二代目が眠る墓によく墓参していたという。

 

その日は、上棟の翌日で
「現場で滞りなく工事が進みました」
との報告を兼ねての墓参だった。

よく晴れた昼時。

念入りに掃除をし、お供え物を並べ、手を合わせていると不意に生臭い空気が流れてきた。

師匠への報告の途中だったので、気にしないようにして手を合わせていると

「ヒャハハハハハハ!」
と甲高い女のような赤児のような笑い声が背後から響いた。

墓参を邪魔する不逞の輩に怒りを感じた彼は、カッと目を見開いて思わず振り向いた。

 

そこには誰もおらず、生臭い空気が一層濃く漂っているだけだった。

(まったく・・・)

墓前に向きを戻した時、彼は息を呑んだ。

10秒見つめると見えるナニカ

猿のような体に、目のつり上がった女の顔を持つ奇っ怪な者が墓石の上に座り、真っ赤な歯を覗かせて笑っていたというのだ。

彼は、激しい怒りに身を震わせ
「どけや!!!」
とその者のスネに拳を叩き込んだ。

かすかに手応えを感じたが、その者はパッと消えた。

呆然としていると、またも背後から笑い声が。

彼が振り向こうとした瞬間。

「振り向くな!」
という二代目の声が聞こえたという。

彼はハッとして、ただ黙って手を合わせ始めた。

脂汗をかきながら、一心に手を合わせていると、いつの間にか生臭い空気は消えていたという。

 

車に戻った彼は、携帯を取りだし見知った神主に連絡を入れた。

「よう!地鎮祭かい?」

呑気な神主の声を遮るように彼は叫んだ。

「奥津城(神道のお墓)の上に化け物が座ってた!すぐお祓いしてくれ!」

それから日も空けずに、お祓いが行われ、それ以来何の怪異もなく無事に済んでいるという。

神主は
「いい師匠を持ってよかったね。あの時振り向いていたら、今頃あんたも此処にいたかもね。」
と綺麗に手入れのされた奥津城を眺めていたという。

 

化け物に遭遇した日、帰宅した彼が奥さんや子供に隠れて小便にまみれたズボンを洗ったのは内緒の話らしい。馴染みの飲み屋で彼が言う。

「40近い男が情けねえ。今度遭ったらあの野郎、タダじゃおかねえ!」

『また遭ったら困るだろうに』と思いながらも、また小便のついたズボンを洗う彼の姿を想像すると、私は思わず笑いが込み上げてきた。

奥都城とは?

奥都城(おくつき)とは、上代の墓のこと。

またそこから神道式の墓のこと。

神道式の墓石に刻まれる文字でもある。奥津城、奥城とも書く。

 

基本的な構成は、仏式と同じであるが、神道では焼香を行わないので、香炉は要らない。また玉串を奉げる為の八足台が要る。

墓石の形は、細長い角柱型で、頂上部は四角錐になっている。この形は三種の神器の一つ天叢雲剣を表しているとされる。

墓石には「○○家奥都城」或いは「○○家奥津城」と刻む。墓石がない場合は墓標に「○○大人(刀自)命奥都城」と書く。

神道では戒名はなく、姓名の下に、之霊・命・命霊・霊位などを付ける。

神社では通常墓地を所有していない。神式でお墓を建立する場合は公営や民営の霊園の墓地を買わなければならない。

日本軍人の墓は神道墓で建てられていることが多い。

出典元:ja.wikipedia.org

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:870 PV
 評価:12345 5.00 (1 件の評価)
Loading...Loading...
 カテゴリ:人から聞いた怖い話
 タグ: ,  , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2016年12月
« 11月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

怖いコピペSNS