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こめかみに感じた違和感と圧迫感を与えてきていた何か

 2015.12.10     恐怖体験談     1件     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 216

私は、地元から遠く離れたある大学院に進学したため、一人暮らしをしております。

夏らしく暑い日が続き、北国生まれの私には体力的に辛い日々が続いていました。

その日は、試験やレポートが一段楽し、夏バテと睡眠不足でフラフラしながら帰宅したのを覚えています。

帰宅するなり、そのまま布団に直行して惰眠を貪ろうとしました。

目を閉じてウトウトし始めたときに、こめかみに微かな違和感を覚えたのです。

 

何かがこめかみを圧迫しているようで、不快感を感じて首をすくめました。

すると、その圧迫感は首をすくめたことでこめかみよりもやや上にずれて、そのまま頭の形をなぞるように脳天まで滑って消えました。

消えた不快感にほっとして寝ようとすると、頭を両方から挟むように圧迫感を感じるのです。

「鬱陶しいなぁ」
と思いつつ、再び首をすくめると先ほどと同様に圧迫感が頭の形をなぞって消えていきました。

間を置かずにその圧迫感を何度も感じるようになり、イライラしながら寝返りを繰り返す内にあることに気付いたのです。

徐々にではありますが、こめかみを圧迫する面積が徐々に広がっている気がするのです。

頭を両側から押さえつける圧迫感に薄気味悪さを感じ、暑いのを我慢してタオルケットをかぶりました。

 

その途端、急に耳鳴りが始まり胸の上に置いた手をタオルケットの上から「何か」が思い切り叩いたのです。

流石にこの事態には恐怖を感じ、目を閉じたまま固まってしまいました。

その「何か」は何度も私の手を叩き、仕舞いにはタオルケットを引っ張って剥ぎ取ろうとしてきたのです。

私は咄嗟に剥ぎ取られまいと、持ち上がったタオルケットをつかみました。

そのとき、そのひんやりとした「何か」が、とても強い力で私の指を捕まえようとしたのです。

しっかりとつかまれる前に私は慌てて手を引っ込めて、そこでようやく目を開きました。

 

それは、人間の第一関節までの指でした。

右手と左手合わせて10本の第一関節までの指が、手探りで何かを探すように空中で動いているのです。

さっき掴み損ねた私の指を探しているように思え、飛び起きて枕と逆のほうに飛び退きました。

呆然と眺めていると、指はしばらく空中を彷徨ったあと、溶けるように消えてしまいました。

指が消えた後も嫌な汗や耳鳴りが消えず、仕方無しに服を着て大学の研究室まで戻り、仮眠を取りました。

 

その後、今現在に至るまで異変は起きていませんが、管理人さんに尋ねる勇気もなく日々を過ごしております。

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 カテゴリ:恐怖体験談
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コメント

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2015/12/10(木) 20:29:45 ID:Q0NDg5OTA

    生き霊か?!

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