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耳が聞こえない男が起こした不幸な事故の真相

 2015.12.13     恐怖体験談     2件     Loadingお気に入りに追加
耳が聞こえないけど、いい音しか聞こえない
この記事の所要時間: 144

昭和50年代、俺が中学の時に母親の実家である北海道のS町、札幌から国鉄で5時間くらいかかる田舎で体験した話。

S駅で顔見知りの駅長さんと雑談していたら、40過ぎのやせた陰気な感じの男が駅に入ってきた。

駅長さんの話によると、男は最近起こった事件の当事者とのことだった。

男は耳が全く聞こえないので事件のことを教えてもいいけど、ジロジロ見たりしたらだめだよと釘をさされてから聞いた話はこんな内容だった。

 

 

男は、数年前にS町に引っ越してきた人で、山の中の一軒屋にかなり若い妻と二人で暮らしており、林業で生計を立てていた。

男の家では、町の店から食品や日用品などを届けてもらっていたのだが、商売のため家を留守にすることが多く、いつのころからか男の妻とその店の若い店員が関係をもつようになっていたらしい。

この先は、地元の警察の推論。

 

男の留守中に、妻と店員が家で会っていたところ、予定より早く男が帰ってきた。

あわてた二人は、木材の倉庫に隠れたのだが、男は気づかずに扉に鍵を掛けてしまった。

二人は、隠れているのをあきらめて扉を叩いて助けを求めたと思われるが、男は耳が全く聞こえないためにそれに気づくことはなく、数日後に扉を開いたときには二人とも死んでいた。

激しく扉を叩いたため、二人の両手は傷だらけだったとのこと。

 

この事件は、不幸な事故ということで決着したが、色々と悪い噂がたち男は町を出て行くことになったという。

札幌行きの列車が、まもなく到着するということで改札が始まった。

当時の田舎の駅に、デジタル時計なんて気の利いたものはなく、町内会寄贈の柱時計が使われていた。午後三時。

「ボーンボーンボーン」
と背後から時計の音が聞こえたその時、俺のすぐ目の前にいた例の男が腕時計を見て時刻を合わせていた。

・・・耳は聞こえていた。

画像出典元:livedoor.blogimg.jp

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コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2015/12/13(日) 11:42:33 ID:k2MzgwMzA

    こういう事を言うのは野暮かもしれんが、フレドリック・ブラウンの短編「叫べ、沈黙よ」(『真っ白な嘘』(創元推理文庫)に収録)の粗筋をそのまま書いただけだな。
    原作の何とも言えない雰囲気とかが(まあ粗筋だけなんだから当然だが)全く残っていない。
    まぁ、都市伝説系の『創作』なんてのは、概ねこの程度の志の低い物ばかりだから仕方がないといえば仕方がないが、他人の創作物を大事にしないジャンルの未来は、明るくはないだろうね。

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2015/12/13(日) 16:05:06 ID:Y1NTM5NjA

    時刻を合わせるってのが無ければなぁ…
    創作ってどうしても余計な事書いちゃうよね

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