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増殖した僕が複数の友達に目撃されたドッペルゲンガー的な嘘っぽい出来事

この記事の所要時間: 155

10年くらい前の話。もう一人の僕が出現した。

友達から、「昨日、本屋にいたのよね?」と聞かれた。

まったく僕には身に覚えなくて、「???」の状態。

友達曰く、声を掛けたけど逃げるように外へ出て行ったということ。

その日は仕事で、その時間に本屋に行くのは不可能の状態。

友達に話したら、
「それじゃ、よく似た人だったのか」
となんとなく納得していた。

 

その数日後、友達がボーリング場でもう一人の僕に遭遇した。

その時、もう一人の俺は女の子とボーリングをしていたらしい。

その日は、確かに彼女と遊びに行っていたが、ボーリング場には行っていない。

山梨県の本栖湖にドライブに行っていて、地元に帰ってきたのは深夜だった。

その話をしても、友達は
「絶対、おまえだった」
と。

その時、ボーリングには僕を知っている友達10人近くで行っており、みんなが目撃していた。

それと、今回は会話もしたという。

 

それから何日か経ったある日。

仕事帰りにコンビニ寄った。

駐車場に入って行くと友達がいた。

僕を見て青い顔をしている。

どうしたのかと思い、車から降りて友達に近づくと、

友達「どうしてこっちから来るんだよ」

僕 「???」

友達「だから、どうしてこっちから来るんだよ」

僕 「えっ、何を言ってるのか分からないんだけど…」

友達「今、あっち出て行った」

と僕が来た反対方向に顔を向けて混乱気味に言った。

 

それから詳しく聞いたんだけど。

もう一人の僕が駐車場から出て行って、車に乗ろうとしたら反対側から僕が入って来たらしい。

本当に10数秒の差だったらしい。会話もしたし、僕本人に間違いないらしい。

その時、数十秒早くコンビニに到着していたらどうなっていたのか、と思うけれども。

僕にとっては不可思議な話。

友達にとっては、洒落にならないくらい怖い話。

嘘っぽいんだけどね。ドッペルゲンガーならまだしも、自動車までコピーされるわけないもんね。

友達がグルになって、僕のことをからかってただけだと思ってる。

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