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夜に怖いことがあると教会へ早朝お祈りに行くビビリな親父

 2015.12.24     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
教会での早朝お祈り
この記事の所要時間: 318

ある日のこと。

親父が早朝から神様に祈っていた。

これは、昨日の夜に怖いことがあった時のお決まりのパターン。

 

幽霊が見える人が、慣れるとか普通に見えると言うが、

親父はその気持ちはよくわからんと言っていた。

気分は悪くなるし、突然でてくるとやっぱり怖いと言っていた。

親父は、怖がりだったのかもしれない。

 

親父の早朝お祈りも3日目に突入すると、母も俺も流石に心配になってくる。

おそらく、親父は一睡もできていないと思うし、

俺たちにも聞こえるほどの強烈なラップ音が鳴り響く。

 

 

その日は、土曜で休みだったので、親父にどんな霊が来ているのか?と聞いてみた。

俺にできることなど何一つないが、なんとか親父を楽にしてあげたいという気持ちだけはあった。

 

親父いわく、ドア一枚分くらいの大きさの顔をした女の霊が、部屋の前のドアまで毎日来ているとのこと。

おそらく、最近死んだ人間だと思う。と言っていた。

それは、ドアの前まで顔だけで現れ、日が昇るまで母を侮辱する言葉を吐き続けるらしいのだ。

親父は、狙われているのが母かもしれないので無視して寝るわけにもいかず、部屋に入らぬように見ているのだという。

 

 

次の日は日曜だったので、親父の提案で礼拝堂の隅に布団を敷いて、3人で寝ることになった。

俺も母も
「今夜、なんらかの決着をつける」
つもりなのだということを実感していた。

いきなり、こんな天井の高いところで寝ろと言われてもさすがに寝れず、

布団の中で目をつぶっていると、教会のドアをキンキンと叩く音がした。

ドンドンでもカンカンでもなく、キンキンだった。

 

その音は、木琴の高い音のような金属ではないキンキンという擬音がぴったりくる音だった。

キンキンは少しづつ間隔が狭くなり、キンキンキンキンと連続した音になった。

俺は怖くて布団の中で目を瞑っていた。

隣の布団から母が手を伸ばしてきた。

母も怖かったのか、俺を守ろうとしたのか…俺は年がいもなく母の手を強く握り返した。 

 

握り返した手に、温度を感じないと思った瞬間!

30メートルくらい引っ張られた感覚に襲われた!

「騙された」
という、なんともいえない感情が、頭の中を回った。

正直、死んだと思った。

 

その時、親父が吼えた。吠えたとも言える。

人の怒号ではなかった。獣のような謎の怒号だった。

俺は布団の中で、片手をあげた状態で金縛りになっていた。

母が、頭までかぶっていた俺の布団をはいだ瞬間、天井に感覚的に女だと思われる畳2枚分ほど巨大な顔があった。

怒りと憎悪にまみれた嫌な感覚の塊だったと今でも思い出す。

 

夜が明けて、親父に昨日のはなんだったのか聞いてみた。

「最近死んだ女を中心に、100を越えるものが集まるとああなるのだと思う」
と言っていた。

「今は目的があるが、そのうち溶け込んでただの悪意の塊になってしまう。ああなると神のそばにはいけないな」
とぶつぶつ説明してくれた。

俺としては、今夜のことが心配だったのだが、

親父は
「昨日が最後だから心配ない」
と言っていた。

根拠は教えてはくれなかった。

 

 

次の日、親父は夜まで寝ていた。

夜ご飯時に、外国人の女性が死体で見つかったニュースがやっていた。

その時、やっと起きてきた親父が
「これだったのかな?」
とつぶやいた。

(それで教会に来たわけ?)と思ったが、もううんざりだったので口には出さなかった。

画像出典元:www.hicat.ne.jp

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