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裏山の神社にあった石碑の祟り

 2016.01.10     恐怖体験談     1件     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 529

まだ私が小学生の時に、よく近所の山で遊んでいた。(ど田舎だった)

ある日、友達(仮にNとします)と裏山に遊びに行ったんだ。

いつもと同じ場所じゃつまらないから違う場所に行ったのよ。

崖登りをしながら遊んでいたら、Nが遠くの林の中に神社を見つけたのね。

崖登りも飽きてきたから、その神社に行ってみよう!ってなったんだ。

 

二人で神社の方向に歩くんだけど、小学生で歩く速度が遅いからか、森の中で歩きにくいからか全然神社は見えてこなかったのね。

私もNも飽きっぽいから普通なら諦めるのに、何故か二人とも黙々とその神社に向かって歩き続けたんだわ。

今考えたら、呼ばれてたのかなって思う。

神社に向かって歩いていた時の記憶が飛んでて思い出せないんだけど、気付いたら神社の前にいたんだわ。

 

でも、着いてみたら神社っていうより祠って言うの?よく分からないんだけど、神社っぽくなかった。

んで、来たからには調べてみよう!ってなったんだけどNが恐がりだして、彼女は遠くで見てるって言ったのね。

仕方ないから1人で鳥居(のようなもの)をくぐって、奥にある本堂みたいな所に近づいていったんだ。

その瞬間、足元の空気が変わったのが分かった。

夏だったんだけど、妙に冷たい空気が足元だけ流れてた。

 

やばいかなって思ったんだけど、とりあえず後にも引けず、本堂に向かって歩いた。

そしたら、本堂の隣に小さい膝丈くらいの石碑みたいなのが一つあったんだ。

ツタがぐるぐる巻いてあって、その石碑がなんなのかよく見えなかった。

私がその石碑とにらめっこしていたら、ようやくNが追い掛けてきて私の隣まで来た。

 

Nは

「なんだ。思ったより普通じゃん」

とか言ってて、最初のビビりはどこへやら、いきなり石碑のツタをむしり出したんだ。

止める暇なんて無かったのは覚えてる。

 

そしたら、その石碑には「昭和朋子」って薄く掘られてた。

左下にも何か書いてあったけど、あまりにも削れてて読めなかった。

Nは

「昭和朋子ってなんだろ?えらい人かなー」

って話してた。

 

私はだんだん気持ち悪くなってきて、帰ろうって言ってもNは帰ろうとしなかった。

むしろ

「ここには何か宝がある!」

とか言い出して、1人で本堂の周りを調べ始めてた。

本堂には立派な鍵がかけられてて、中には入れないようになってたんだ。

 

日も暮れ始め、本気で足元の空気が冷たくなりはじめた。

私はいくら帰ろうと誘っても、本堂に侵入しようと躍起になってるNは聞いてくれなくて、仕方ないから1人で先に帰ったんだ。(Nの同意は得ました)

 

 

その夜、どうにも体のだるさが抜けなくて、早めに寝ることにした。

夜中に暑くて寝苦しくて目を覚まし、トイレに行こうとしたけど体が動かなかった。

いわゆる金縛りです。

ビビりまくった私は、どうにか動こうと力を入れた瞬間

「ゴトン」
って音がした。

 

「えっ」
と思って音のした方向を見ようとしたら。

何かが頭の上、ちょうど視界には入ってこない位置に何かがいるのが分かった。

 

怖くなって目を瞑ったんだけど、好奇心で少し目を開けてみた。

目を薄く開いたら、視界の端っこに黒いぼさぼさした物が見えた。

咄嗟に、それは人の頭だって気付いたんだ。

そこからまぶたが閉じられなくなって、視界の端っこの黒い物体はゆっくりと私の耳元に寄ってきたのが分かった。

 

うわっヤバイ!って思った瞬間

「おまえじゃない」

って枯れたおばあさんのような声で囁かれた。

 

あの時の声と生ぬるい息は今でも覚えてる。

囁かれた後、金縛りは解けて急いで両親の部屋に向かい、一緒に寝かしてもらった。

これで終わりなら良かった。

 

 

次の日、学校に行くとNの姿が無かった。

風邪で休みとの事だったが、不安になった私は帰りにNの家へ寄ったんだ。

もしかしたら、Nの所にもあの黒い物体が行ってるかもしれないと思ったから。

 

Nの家へ行くと、おばさんがうつろな顔をして出てきた。

Nの事を聞くと昨日の出来事について聞かれたので、神社に行ったことや、Nが石碑のツタを取ったことなど全て話した。

おばさんは泣き出して、私をNと合わせたくないって言ってたけど、頼み込んで合わせてもらった。

Nは髪がなくなって耳が聞こえなくなってたんだ。

しかも頭はかさぶただらけで、抜けたって言うより抜いたって感じだった。

 

おばさんの頼みで、そこの神社に行くことになった。

その時は、私の母親も同行した。

(前の晩に両親の部屋に転がり込んだ時、その日あったことを全て話してた。信じてなかったけど)

 

神社に着くと異様な空気がながれてて、石碑の前まで行くとその正体が分かった。

石碑には、髪の毛がへばりついていた。

髪の長さからして、Nの物とすぐ分かった。

Nの母親は泣き出し、私も怖くなって泣いてしまった。

泣き続けるNの母親をなだめて、Nの家に戻り昨日のNの様子を聞いた。

 

夜7時頃にNは帰ってきて、その時は全く普通だったそうです。髪もありました。

ただ、異常なハイテンションだったのは覚えていたそうです。

朝になって、学校に行く時間になっても起きてこないNを母親が見に行くと、髪が無くなり、ぼけっと床のうえに座っていたそうです。

医者に連れていくと、耳が聞こえない事が分かりました。

医者は「何か一時的なショック状態で、自分の髪を抜いてしまったのだろう。」と話していたそうです。

 

私は、前日の黒い物体についてNに話し掛けた。

Nは一瞬反応して

「私☆§○$*~」

と、わけ分からないことを一言だけしゃべりました。

その後、Nはしゃべらなくなった。

Nの家族は、すぐに引っ越していなくなった。

 

祠が何なのか、原因とか分からなくてごめんなさい。調べる伝が無いんです。

長くなりましたが以上です。

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 カテゴリ:恐怖体験談
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コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/01/14(木) 18:41:48 ID:MyODU1OTc

    こ、怖い(´゚ω゚`)

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