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子供達を誘う危険な池

危険な池
この記事の所要時間: 157

昭和の30~40年代、消火栓とかがあまり普及されていない時代の話だ。

当時の家屋やアパートは大抵は木造で、冬場の乾燥した時期など一たび火を出せば、それはあまり江戸の頃と変わりなかった。

だから、どこの地域にもそうした時のために池が掘られてあった。

その池の周りには、大抵フェンスなどの柵が設けられている。

同時に、子供達には絶対に中に入ってはイケナイと申し渡されていた。

深いんだ、5メートル以上かな。

 

だけど、その池では過去に二人の子供が死んでいた。

フェンスは、子供の背丈から見れば随分と高かったのに。

またなんで入ったのか。

その子の通学路にその池はあり、無論そんな話は常々聞かされていた。

だがその日、その池の前を通りかかると水辺に一つコマが浮いていた。

 

当時、その子の学校ではコマが流行っていた。

その子は、半ば引き寄せられるように池に近づいていく。

フェンスにしがみつき、ジッと浮かんでいるコマを見つめている。

ふと横を見ると、いつもは大きな南京錠で閉じられている扉が、その日はどうしたことか薄く開いている。

その子は、ゆっくりと扉に近づいていった。

 

中は下草が生えているだけの何処にでもある池の縁。

幸いなことに、そこに一本の棒が落ちていた。

コレを使えば、あのコマを岸辺まで引き寄せられる。

その子は右手に棒を持ち、左手でフェンスに掴まりながら棒の先端をコマに近づける。

あと僅かで届かない、だけど波を立てて引き寄せ、先端はようやくコマに触れた。

 

やった、その子はそう思うと同時に、ふと自分の真下を見た。

池の中に誰かいる。

ニコニコ笑って自分を見ている、自分と同じぐらいの年頃の少年。

思わず、左手で掴んでいたフェンスを離す。

 

その子が気が付いたのは、病院のベッドの上だった。

偶然通りがかった近所の人が、助けてくれたそうだ。

 

 

その池は、今はもうない。

しかし潰されるまでの間、いくらカギを閉めてもナゼ錠が開いていて、

パタンパタンと扉が風に吹かれていることが多かったそうだ。

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