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気味の悪いうめき声が住人全員に聞こえたアパートでの惨劇

 2016.01.18     人から聞いた怖い話     1件     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 226

中学校の先生から聞いた怖い話。

先生が大学生時代、とあるアパートに下宿していたときのこと。

ある日、

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛~~~」

っていう気味の悪いうめき声が、外から大音量で聞こえてきたそうだ。

 

先生は何事かと思い、窓から顔をだして外を見たら、他の部屋の住人もみんな同じように窓から頭をだして、声のする方向を見ていた。

声は、アパートの管理人が連絡事項を住人に伝えるための無線のスピーカーから発せられている。

つまり、声の発信源は管理人室である。

 

他の住人達と集まって、どうするか話し合っていると、ある一人の男が

「俺が行く!」

って、名乗りをあげた。

 

その男は少林寺拳法の使い手で、勇敢にも一人だけで管理人室の様子を見に行った。

…しかし、いくら待っても少林寺が帰ってこない…

しょうがないので、集まっていた他の住人みんなで、管理人室に行くことになった。

 

管理人室前の廊下に出たとき、まず目に飛び込んできたのが血でできた水溜り、そしてそこに気を失って倒れている少林寺がいた。

血は、管理人室から流れ出ていた。

管理人室の中は、見るも無惨な光景だった。

 

床は全面血だらけ、壁はもちろんのこと天井にまで血が飛び散っていた。

飛び散った血の中には、肉片つきの髪の毛が混ざっていた。

 

うめき声の発信者は老女だった。

足は正座の状態で、上体は放送器具の上にうずくまった格好でそこにいた。

老女の頭頂部のど真ん中には、大きな鉈が突き刺さっていた。

 

鉈が刺さっていた被害者は、アパートの所有者・管理人であるばあさんで、

犯人は、アパートの近くの喫茶店のオーナーだったそうだ。

ばあさんはアパートの経営だけでなく、金貸しもやっていて、オーナーとの金銭トラブルが今回の事件の原因らしい。

 

ばあさんは鉈を頭に食らったあとも意識があったらしく、放送を使って助けを呼ぼうとしたらしい。

それが、あのうめき声だったのである。

 

ばあさんは病院に運ばれ、一命をとりとめた。

なんでも、鉈が刺さった場所がちょうど良く、右脳と左脳の割れ目の部分で、脳に損傷がなかったおかげで、数ヵ月後には退院してしまったそうだ。

廊下に倒れていた少林寺は、血の池で足を滑らせて後頭部を打ち、それで気絶していたらしい。

打ち所が悪かったらしく、ばあさんよりずっと長く病院に入院していたとのこと。

犯人のオーナーは、犯行後すぐに自殺してしまったらしい。

それから、オーナーがいた元喫茶店に幽霊がでるという話が、まことしやかにささやかれるようになったとか。

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コメント

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/01/18(月) 20:19:21 ID:M4MDk3Nzk

    悪どい(?)ばあさんは運がいいが、少林寺君は運が悪いな。

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