2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

修学旅行先の沖縄での心霊幽霊騒ぎあるある連鎖

この記事の所要時間: 456

高校卒業後、意気揚々とアレな専門学校に入学してしばらく経った時にふと、「やつ」が話してくれた話。

放課後、『やつ』と何人かで集まって、くだらない話に花を咲かせていたときのこと。

ふと話が「修学旅行どこいった?」って話になってさ。

 

「俺ら沖縄。」

「俺も俺も。」

「メシ今一だったよなぁ。」

「うん。」

「俺なんて台風のせいでダイビングできなかったしな。」

 

みんな共通の話が無かったから、すげーもりあがってね。

気がついたら、ちょうど日が暮れ始めて教室が夕日で真っ赤になるような時間。

誰かが言い始めたんだ。

「沖縄っていうとさぁ…」

 

怪しいとは思ったが案の定、そいつの話は「怪談」のたぐいだった。

なんか話したそうにうずうずしてたヤツだったから。

妙に雰囲気作った口調で話し始めたんだよ。怖がらせる気まんまんなの丸わかり。

今考えれば、こいつが地雷をふんだんだって思う。

 

「ヒメ○リの塔の資料館?だっけ。アレおまえら行った?」

「いってねーわ。」

「あそこに飾ってある写真、心霊写真だったぜ!」

「マジかよ!」

「木とかに顔超写ってたし!」

「だよな!指で指されまくって指紋超ついてたしな!」

「マジこえー!」

 

そこで『そいつ』がぽつりと。別格怖い話をするでもない調子で。

「そーいう話なら俺もあるなぁ。」

って言って語り始めたんだ。

 

 

「俺らが修学旅行行ったときにさ、沖縄の防空壕っていうのか?あの洞窟の。
あそこに行ったヤツの中で何人か調子悪くなって先にホテルに帰らされてたんだよ。」

「おまえにもなんかあったの?」

「いや、紫芋アイス喰ってドクペ飲んでたわ。」

「おまwww」

「まぁそんでな、俺らもひとしきり回って夕方にホテルに戻って、普通にメシ喰って普通に風呂入って。
そんで忘れた頃に思い出したんだよね。先に帰った奴らのこと。」

 

気がついたら、みんなそいつの話に聞き入ってた。

放置されたネトゲのBGMが、やたらうざったく聞こえたのも覚えてる。

 

「みんなと話してる内にちょっとあいつらの顔見に行ってやろうぜって。」

「見舞いにか。」

「名目上。ただ単に今日の内容を自慢してやろうと思った。」

「ひでえwwww」

「そいつの部屋に行っても誰もいないからさ。ちょっと探して歩いてたんだよ。
あらかた探し歩いたんだけどどこにもいなくてさ。先生たちがいる部屋のまえ通ったんだわ。」

 

誰かがペプシツイストのカンに手を伸ばして、引っ込めた。

今思えば可笑しいよなぁ。怖い話なんかしてないのに。

でも、なんか飲んだり喰ったりできるような。そんな雰囲気じゃなかった。

 

「そしたらさ、先に帰ったやつらの一人が泣き叫んでるのが聞こえてさ。
なんか『いるんです!部屋の中にあいつがいるんです!』とか叫んでるんだわ。」

「よくある展開だな。」

「まぁ聞けよ。そいつの恐がり方が尋常じゃなくてな。高校3年の男子が鼻水垂らしてアホみたいに泣きじゃくってる。
俺はその光景がなんか、壊れてる?みたいに感じた。馴染みのないことだからだと思うけど。」

 

「まぁそいつが言うにはさ、『幽霊が部屋の中にいて俺を見てる』らしいんだわ。」

「こええな…。」

「そんで泣きじゃくるそいつと、困り切った先生を連れてさ、そいつの部屋行こうってなったんだ。」

「なんで!?」

「外道過ぎる。」

「いや、『あいつら』なんていないって証明するために。」

「怖くなかったのか?」

「いや、特に。まぁそいつと先生何人かと俺らでそいつの部屋に行ったんだよ。」

「寒気とかやなかんじとかしなかったか?」

 

「俺は霊感とか無いって。まぁ最初はみんなビビってたけどさ、先生がドアあけて何にもなかったからほっとしてさ。
そいつも落ち着いたみたいで。まだひっくひっくいってるけど。まぁ幽霊なんて夢か何かだったんだろ。って話になってみんなで笑ってたんだわ。」

 

気がついたら、部屋の照明は人工の明かりだけになっていた。

外はもう暗く、夕日の代わりにネオン光とかが差し込んできてた。

 

「でもさ、ふっと誰かがカメラもっててさ。デジカメ。『うつったらやばくね?』とか言いながらそれで写真とったんだわ。」

「そしたらさ。」

「うん。」

「『あいつ』じゃなくて『あいつら』だった。」

「へ?」

「画面中がほとんど。手とか顔が写ってない面積のが少ないくらいだった。」

 

みんなシーンとなって、リアクションさえ忘れてビビってた。

背筋がほんとにぞわぞわーって寒気が走るんだよね。あーいう時って。

 

「なんともなかったのかおまえら?」

「その泣いてたヤツどうなったの?」

「うん。みんな超ビビってた。そいつ泣きながら朝まで先生の部屋にいたらしい。」

「そいつはどうなったの?」

「しらねえ。そんなに仲いいわけでもなかったし。」

「修学旅行中止になった?」

「次の日から普通に最後まで楽しんだよ。」

「おまえwwwww」

 

その一言で、みんなが爆笑。

空気がぱっといつものに戻った気がした。

でも

「結局、写真に写った『あいつら』はどこに行ったんだろうな。」

『やつ』は、ぽつっとそんなことをつぶやいていたのが、やたらと記憶に焼き付いてる。

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:600 PV
 評価:12345 0.00 (0 件の評価)
Loading...Loading...
 カテゴリ:人から聞いた怖い話
 タグ: ,  , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2016年12月
« 11月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

怖いコピペSNS