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甲府方面にある廃墟みたいな曰く無し旅館での恐怖の一夜

 2016.03.03     恐怖体験談     1件     Loadingお気に入りに追加
廃墟みたいな旅館の客室(イメージ画像です)
この記事の所要時間: 1411

甲府方面にある旅館に泊まった時の話。

俺と彼女が付き合い始めて1年ちょっと経った時に、記念にと思い電車で旅行をした時の事。

特に目的地も決めておらず、ぶらり旅気分で泊まる所も適当に確保する、という感じの旅行だった。

初日は山梨方面に向かい、なんとなく清里で降りてホテルに泊まった。

 

 

次の日、ホテルを出て富士山方面に電車で向かった。

甲府駅で降り、城跡を見たりして、夕方近くに再度電車に乗り込み静岡方面へ。

途中で温泉街を見つけたため、その日の宿を探そうと電車をおり、駅においてある案内板で旅館を探し電話をした。

近場の旅館やホテルは満室だった為、温泉街から少し離れた宿に電話をして空室を確認し、迎えに来てもらった。

 

迎えの人は30分過ぎても来ず、1時間後に軽のワゴンで到着した。

この時点で少し嫌な感じがしたが、(霊的な意味ではなく、失敗したかなと)

迎えに来てもらっている手前、何も言わずに車に乗る。

車はきれいなホテルや旅館を尻目にずっと進み、山奥の方へ。

周りには川しかない環境で、不安は更に増していった。

 

結局、着いた旅館はボロボロで、周りには店も何もない。

既に辺りは暗くなっており、本当に廃墟のようにしか見えない。

旅館に着いたは良いが、女将が迎えるわけでもなく、仲居が来るわけでもない。

 

運転してきたおじさんが部屋案内をする始末。

食事の時間だけ告げると、そのおじさんも直ぐにどこかへ。

客は一応他にも居るようで、横の2部屋がうまっていた。

 

食事まで時間があったので「先に風呂に入ろう」と言うことになった。

でも、風呂場へ着くと風呂は一つしかなく、女性と男性の使用が交互に時間で区切られていた。

その時間帯は女性の使用時間だったため、彼女だけ先に入ることに。

俺は疲れのため、部屋で炬燵に入りながらウトウトしてた。

 

それからしばらくして、いきなり金縛りに。

炬燵の中に入れていた足先から、ゆっくりと何かが這い上がってくる感じがしてるけど、身動きが一切とれない。

ズズズという音が耳元で聞こえ始め、まぶたを開けようにも、眼球の上を皮ごしに誰かが押しているような感じで、目が開けられない。

 

耳元のズズズという、何かを引きずるような音は近づいてきており、ズズズに混じって人の息遣いが聞こえる。

ズズズ、ハァ。ズズズ、ハァ。という一定のリズムで、誰かが何かを運んでるような感じの音と息遣い。

そして「タスケテ。タスケテ」と小さく聞こえる呟き声。

足元からは、何かが這い上がってきてるように感じる。

 

その時、入り口の襖が開き、彼女が戻ってきた。それと同時に金縛りも解けた。

かなり汗をかいており、息も荒くなっていた。

彼女は心配していたが、あまり心配させたくなかったのと、自分自身も安心したかったので、「変な夢を見ただけ」と言い、風呂へ行く準備をした。

しかし、男性の使用時間は食事を持ってくる時間と重なっていた為、先に食事を食べる事に。

この食事が不味い事、不味い事・・。

 

食事をした後に風呂場へ向かうと、誰もおらず独占状態。

誰も居ないのを良い事に風呂場で泳ごうと思い、足を湯船につけるとぬるい。ぬるすぎる。

その為、湯船に入っても全然温まらずに寒くなる一方。

 

イライラしながら更衣室に向かう途中、窓から「コツコツ」と誰かが叩いた。

ビクッとして窓を見るが、外は真っ暗で何も見えない。

先程の金縛りを思い出し、怖さが急に沸いてきて、逃げ出すように更衣室のドアを開けようとした。

 

その瞬間、「コンコン」と再度誰かが窓を叩く。

コンコン、コンコンと2度3度と繰り返し叩いてくる。

何かを確かめようと、窓に目を向けかけた時、コンコン(ズズズ)コンコンと、何かを引きずる音がまぎれて聞こえた。

そのため、直ぐに更衣室へ行き、体も拭かずに浴衣を着て部屋へ逃げ込んだ。

 

部屋に戻り、彼女に先ほどまでの事を話すと、彼女は

「ここお化け屋敷みたいだもんねー」

と、俺を落ち着かせるために笑いながら、

「疲れよ、疲れ。暖かい物でも買って来るね」

と言って部屋を出た。

 

俺は怖いのと、彼女にそんな醜態を見られて恥ずかしいのとで、複雑な気分で待っていた。

しばらくして、彼女がココアを持ってきてくれたので、それを飲み、押入れの上段から布団を取り出し、敷いて早めに寝ることに。

(布団も自分で用意する旅館でした)

二人とも疲れていたため、直ぐに眠りについた。

 

が、夜中にいきなり横の部屋から叫び声が聞こえて目を覚ました。

彼女と二人で顔を見合わせて、何があったのか耳を澄ましていると、横の部屋の客が、廊下にパタパタと逃げている音が聞こえる。

女性客2人らしく、二人でワーワー言いながら廊下で騒いでる。

夜中に何を考えてるんだ、というのと、睡眠を邪魔されたのとで、文句を言おうと怒り気味で廊下へ出た。

 

突然、俺が廊下に出た事に驚いたようで、女性客は大泣きしながら「キャーーーー」と叫びだす。

その声に、彼女も何事かと廊下へ出てきた。

彼女達は泣きながらガクガク震えており、一人に至っては発狂状態になっている。

さすがに怒る事はせずに、「どうしたんですか?」と聞くも震えるのみ。

自分達の部屋へ呼ぶも、拒否して首を振る。

 

しばらくその状態が続いたが、彼女らは段々と落ち着いてきた。

しかし「どうしたんですか?」と聞いても、その質問には一切答えない。

ただ、彼女達の部屋に何かあるようで、ずっとその方向だけを見て「あっ、あっ」という感じ。

 

何か不審者でも出たのかと思ったため、自分の部屋に戻り、入り口にあった箒を持って彼女達の部屋へ入ろうとすると、

「あ、や、やめたほうが・・・」と服を引っ張り止められる。

「あ、いや、大丈夫ですよ。何かあれば直ぐに逃げますから」と言い、中へ向かった。

 

中は明かりがついており、入り口から部屋全体を見渡せる。

変わったところは何も無く、誰もいない。

廊下へ戻ろうとしたときに、入り口の真横からズズズ ズズズと音がした。

焦って廊下へ逃げ出したところで、誰かが入り口横の押入れに居るんだなと思った。

 

すぐに部屋のドアの前で身構えて、「おい、出て来い」と叫んだ。

すると、横の部屋から男性客が出てきた為、また女性客たちの悲鳴が聞こえた。

男性客に事情を話し、多分部屋の入り口横にある押入れに、誰かが隠れてるのではないかと伝えると、男性が従業員を呼びに行くように女性達に指示した。

男性客は「私が中へ行くから援護してください」と、彼の部屋から同じように箒を持ってきて中へ。

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コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/03/07(月) 14:30:34 ID:IwMjU0MTU

    いや、そこは場所を言えよ!!

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