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何もしていないのに通報されるような男が勧誘されたヤバい仕事

 2016.03.11     オカルト・超常現象     2件     Loadingお気に入りに追加
最凶の守護霊
この記事の所要時間: 751

えーと、初めて書かせてもらいます。

自己紹介から始めると、30代前半の未来に絶望している派遣社員です。

東京にずっと住んでます。独身で、両親は死んでだいぶたちます。

妹と弟がいますが、もう既に離れて暮らしてます。

 

奇妙なのか分からないですが、僕の知り合いにお祓いの仕事をしている人がいる。

知り合いというか、最寄り駅の近くの立ち飲みで出会ったおばさん。

それが今から数えて13年前ぐらいかなと思う。

 

引越し立ての頃で、仕事帰りに一緒に飲む友達がいなくて、気軽に入れそうな立ち飲み屋で飲むようになったのがきっかけ。

で、そのおばさん、俺を見るなり「ギャーッ」って叫び始めた。

実を言うと、結構慣れっこで、よく知らない人から叫ばれます。

 

叫ぶならいいんだけど、「あの人、怖いんです。捕まえてください」って通報されたこともあった。

なんで、またかよ…みたいな気持ちで無視してた。

けど、そのおばさんは今までの人と違って話しかけてきた。

 

「どこからきた?」

「仕事はなにしてる?」

「両親はなにしている?」

なんて、まるで尋問のように矢継ぎ早に質問された。

まぁ、こんなおばさんの友達も良いかと思って、質問に答えていた。

 

それからしばらくして、そのおばさんが「今度、あたしの店に来い!」って言いながら、お店のカード?みたいなものを渡された。

まぁ、興味ないし、凄い上から目線で話されてムカツイていたから、直ぐ様そのカードは捨てた。

 

 

ところが、その後日、その立ち飲み屋でまた会ってしまい、その時は無理やり店に連れてかれた。

というのも、おばさん以外に痩せたおじさんと若い女がいて、ちょっと逃げられなかった。

ちなみに、おばさんはトキコさん、若い女はケイちゃん、おじさんはヤスオさんていう。

 

絶対、宗教の勧誘だよなぁ…そう思いながら、その3人の後ろに付いていった。

店に行くまで誰も喋らないもんだから、ケイちゃんに話しかけてみたら、「ヒィぃいー」とかいって、会話ができなかった。

それからヤスオさんに、「ごめんな、君が怖いんだ」なんて言われたから、なんか凄い悲しかったの覚えている。

 

で、店に着いた訳だが、だたの占いの館だった。

宗教の勧誘じゃなさそうだなと思い、『占いでもしてくれんのかな』と期待していた。

で、店に着くなりトキコさんが、「あんた、私たちと仕事しないか?」って言われた。

 

「はぁ?」と言いながら聞いていたら、なんでもその3人はお祓いを仕事にしているらしく、僕に付いてきて欲しいと言われた。

その当時は一応ある会社の社員だったので、「仕事あるんで、無理ですよ。」と断った。

でもそのおばさんは引き下がらず、「土日のバイトだと思ってやってくれないか?」と頼まれた。

まぁ幽霊とか神様とかまるで信じないので、まぁいいかなぐらいでOKした。

 

 

早速、次の週末にお呼びがかかり、○○区のある一軒家に連れてかれた。

家からそう遠くは無いので自転車で待ち合わせ場所に行ったら、「徒歩で来い、アホ」と怒られた。

渋々、近くに自転車を止めて、その一軒家に入っていった。

 

入った途端、トキコさんと連れにケイちゃん(おじさんは都合が悪くて来なかった)が、「あぁ、いますね、いますね」とか言い始めて、しかめっ面になった。

ただ、僕には何がいるかも分からなかった。普通の一軒家だと思った。

居間には中年夫婦がいて、僕らにお茶やらお菓子を出してくれた。

笑ってたけど、かなり引き攣ってたの覚えている。

 

しばらくするとトキコさんが、

「早速、始めましょう。その部屋に案内してください」といって立ち上がった。

何が始まるのかよく分からないまま、二階に案内された。

 

階段を上がると左右に二部屋あって、その右側の部屋の扉の前で止まった。

扉にはアルファベットで『TAKAO』って書いてあった。

「ここです」

そう中年夫婦に言われた。

 

トキコさんとケイちゃんは、背負っていたリュックサックの中から塩を出して、ペットボトルの水と振りかけ、両手にまぶした。

何が始まるんだろう?とか思いながら、俺も両手に塩まぶした方が良いのか聞いてみると、

「お前には必要ない。ただ言われたとおりにしろ」と言われた。

 

中年夫婦には、何があっても絶対に取り乱すなと注意をしたトキコさんは、扉を開けて中に入った。

僕も後ろに続こうとした時、中から黒い影がトキコさんに覆いかぶさってきた。

TAKAOという中学生ぐらいの少年だったが、異様に眼がギラギラして歯をむき出しにして、「ガジャガジャ、ガジャー!」みたいな事を叫んでた。

 

トキコさんの首に噛み付こうとしていたので、流石に僕もこりゃイカンと思い、少年を引き剥がそうと彼に近寄った。

TAKAOくんは僕の顔を見るなり震え始め、ベッドの隅っこに逃げて身を丸めた。

「体のどこでもいいから、引っ叩け!」

トキコさんにそう怒鳴られた。

 

なので、悪いなぁとは思いながら、丸まってる背中を引っ叩いた。

そんなに強く叩いた覚えは無かったが、「うぎゃー!」とか言って、TAKAOくんは泡吹いて倒れた。

倒れているTAKAOくんを介抱しようと両親が近寄る。

 

そんな強く叩いてないよな、とか思いながら横目でトキコさんを見ていると、

「これでお祓いは終りました、もう大丈夫」

そう言った。たしかそう言ったと思う。

 

それから、TAKAO君をベッドに寝かして、中年夫婦にお礼を言われながら帰った。

なんでも、TAKAO君が大人しく寝たのは半年振りだったそうだ。

ちなみに、TAKAOくんの部屋は物凄い事になっていた。

物は多分危ないから片付けたのだと思うけど、壁という壁に切り傷や穴があった。

 

帰り道、あまりに意味がわからなかったので、トキコさんに「意味がわかりません」と素直に言って、色々聞いてみた。

可哀想に、一緒に来ていたケイちゃんは、帰り道の途中でゲロを吐いていた。

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コメント

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/03/11(金) 08:22:39 ID:k5MTM1MTU

    これ何回読んでもクスッとしちゃうなぁ

    • 名前: 素人
    • 投稿日:2016/03/11(金) 10:22:25 ID:ExMDc3NjI

    厄転じて福と成す…になるのか?(・_・;)

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