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眼隠し鬼という幽霊に遭遇し易くなる方法

この記事の所要時間: 734

最近、友達同士で知ってる怪談を語り合おうって集まりがあったんだけど、その時の話ん中で個人的に凄く気にいった話があるので聞いてくれ。

俺に文章力ないのと、1週間前に聞いた話なんで忘れちゃってる所は少し脚色しちゃってるかもしれんが勘弁してほしい。

 

ある大学生4人組が、夏の終わりに肝試しをやろうって事になったんだって。

ただ、そこら辺のお墓とかでやってもつまらないから、近場に心霊スポットがないか探してみたらしいんだ。

そしたら、車でだいたい3時間ちょっと位の場所に有名な廃墟があるってんで、そこに行く事にした。

んで肝試し当日。

 

夜の11時位にその廃墟に到着したんだけど、廃墟に入る前に言いだしっぺの奴(以降T)が

「俺ちょっと面白いネタ仕入れてきたんだけど」

って言ってきたんで、とりあえず肝試しを始める前に聞いてみる事にしたんだ。

 

なんでも、Tが聞いたそのネタってのが「幽霊に遭遇し易くなる方法」なんだと。

その方法ってのが【眼隠し鬼】って呼ばれてるもんで、そんなに難しい準備とかもいらないけどかなり効果が期待出来るもんらしい。

 

簡単にその【眼隠し鬼】のやり方を説明すると、

  1. まず、2人以上で霊がいそうな場所に集まる
  2. お互いの片手を繋ぎ、1人が目隠しをする(これ以降絶対に手を離してはいけない)
  3. 目隠しをしている人が「鬼さーんどーちら♪答えーておーくれ♪」と大きな声で呼びかける
  4. 声を出さない様に息を潜め、耳を澄ます
  5. 何も聞こえない場合は再度呼びかけるか、場所を変えて呼びかけてみる
  6. 目隠しをしている人が何かしらの声や音が聞こえた場合は、目隠しをしたままその方向に向う(その際目隠しをしている人が危なくない様、もう1人は移動の手助けをする)
  7. 声が聞こえなくなったり、どちらの方向に向えばいいか解らなくなったら、その場で再度呼びかけを行う
  8. これを繰り返す

って感じ。

 

Tによると、人間ってのはほとんどの情報を視覚から得ているらしい。(だいたい80%とか)

んでよく「目が見えない人は聴覚や嗅覚が異常に発達する」みたいな話を耳にすると思うけど、あれは霊感にも言える事なんだそうだ。

実際、怖い話とかでも目の見えない人が霊を感じやすいってのはよくあると思う。

この【眼隠し鬼】は、そんな「霊感が鋭くなった状態」に出来るだけ近づけて、霊を発見し易くする方法なんだそうだ。

 

その話を聞いた他の3人は、正直あんまり乗り気じゃなかったらしい。

普通に廃墟を探索して、ちょっと怖い思いをして帰れればそれでいいと思ってたから。

でもTが「せっかく3時間もかけて来たんだしこれ位しないとつまらないだろ」と強引に勧めてきたんで、3人も渋々了承したんだ。

 

廃墟の中に入ってすぐに、Tは3人の内の1人と手を繋ぎ、持ってきた黒い布で目隠しをした。

そんで例の言葉を大きな声で呼びかけた。

辺りがシーンと静まり返り、3人とも息を殺してじっとTの反応を待った。

 

誰も一言も発さずに十数秒位経った時、堪らず1人が「な、なんか聞こえた?」って恐る恐るTに聞いたんだ

Tはすぐには返事をしなかったけど、少ししてから「虫の声しか聞こえねぇーや」とちょっと笑いながら言ったんだって。

その言葉を聞いて他の3人も一気に緊張が解けて「やっぱな~」とか「まぁそんなもんだろ」とかワイワイ喋りだした。

その後も場所を変えて「呼びかけ」を行ったんだけど、特に何か聞こえる事もなかったし4人共最初とは打って変わってこの状況を楽しんでたんだ。

 

だけど、長い廊下みたいな場所に来ると急に状況が変わった。

「なんか聞こえる」

Tがぼそっと言ったその言葉に、思わず他の3人の足が止まった。

 

ビビリながらも「冗談だろ?」と茶化してみたけど、Tの表情は真剣そのものだったらしい。

「なんか風の音みたいな感じで『オーーオーー』って言ってない?」

そう聞かれてすぐに3人も耳を澄ましてみたけど全く聞こえなかった。

Tは廊下の奥を指差して「たぶんこっちから聞こえてる」と言うので、仕方なく先に進む事にしたんだって。

 

廊下の奥の方まで来るとTは「たぶんこれ上の方から聞こえてるわ」と言い出した。

それを聞いたTと手を繋いでる1人が急に「・・・・・お前目見えてないよな?」って言ったんだ。

どういう意味かと思い後ろの2人がその先を覗くとそこには階段があった。

もうみんなヤバイって思い始めてた。

 

でもTだけは違ったんだ。

階段があるって教えると、興奮しだして1人で先に行こうとした。

慌てて繋いでる手を引っ張って止めると怒り出してちょっとした口論に。

他の3人はもう帰るべきだと主張したけど、Tは続けるべきだと言って聞かなかった。

 

数分の間、行くの行かないので押し問答を繰り返してたら、Tが急にはっとした表情になって「静にっ!」って言ってみんなを黙らせた。

「・・・・・聞こえなくなった」

そう言うと、いきなりまたあの呼びかけを大声で叫んで耳を澄まし始めたんだ。

最初の呼びかけよりずっと重苦しい雰囲気の中、30秒位してからTは「駄目だ、聞こえねぇー」とみんなに伝えた。

 

瞬時に緊張の糸が途切れ、ほっと息をつくと「もう帰ろう」とまたさっきのやり取りを続けようとした。

だけど、Tは少し考える様な素振りを見せると「そうだな、もう帰るか」とあっさりOKしてきたんだ。

他の3人は一瞬呆気にとられてポカーンとしちゃったけど、すぐ理解して早く帰ろうと全員で来た道を引き返した。

 

何事もなく無事に車までたどり着けると、もうみんな安心しきっていたらしい。

その後の帰り道も特におかしな事が起こる事もなく、そのまま終われば単なる夏の思い出になるはずだったんだ。

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