2012年人類滅亡説
マヤ文明では歴史は繰り返すという観念があり、異なる周期を持つ複数の暦が用いられていた。
また暦のなかには、一つの周期の終わりが滅亡に結び付くと、考えられていたものもあったらしく、マヤ文明衰退の一因にこうした終末観の影響を挙げる。
ただし、衰退要因としては、有力視されなくなっているとも指摘されている
マヤ文明で用いられていた暦の一つ、主に碑文などで用いられていた長期暦はある起点日からの日数で表わされておりその周期は13バクトゥン(187万2000日)であった。
長期暦のグレゴリオ暦への換算は、様々な計算法が確立されているが、現在有力視されているのはGMT対照法である。
ニューエイジ思想などにおいて、マヤの暦と2012年を結び付けることは、ホゼ・ アグエイアス(英:Jose Arguelles)の著書『マヤンファクター』によって2012年12月21日に「新しい太陽の時代」が始まるとされたことで広まった。
だが古代マヤ人は『チラム・パラム予言』という聖なる書物を残している。
この書物には歴代のチラム・パラムが告げた予言が記されている。
たとえば9世紀の予言者ナワトは、アメリカ大陸へのヨーロッパ人上陸を予言していた。
ほかにも・・・
・アメリカ合衆国の独立(1776年)
・ナポレオンの登場と失脚(1804~1815年)
・ヒトラーの台頭(1934年)
・第二次世界大戦勃発(1939年)
・湾岸戦争(1990年)
・ソビエト連邦の崩壊(1991年)
などの年をピタリと的中させているのである。
マヤ人達は、時の循環を基本とした特殊な時間感覚を身につけていた。
彼らが使ったマヤ暦における5128年周期とした長期計算法によれば、現在の「第5の太陽の時代」は紀元前3114年にスタートしたとされる。
それを基本に、マヤ暦の示す人類の終焉の日を正確に計算してみると、2012年12月22日に当たることになる。
歴代のアメリカ大統領はこの予言を気にかけ、特別チームを編成して調査にあたらせているといわれている。
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