2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

凶悪殺●者エド・ゲイン

この記事の所要時間: 259

1954年12月8日

町で酒場を営むメアリー・ホーガンという体格のいい中年女性が行方不明になった。

シーモア・レスターという農夫が一杯やろうと店に入ると、中には誰もいなかった。

おかみを呼べども返事がない。

 

カウンターの中を覗いて仰天した。床が血だまりになっていたのである。

通報を受けたハロルド・シンプソン保安官は、床に転がる32口径ライフルの薬莢と、引きずられた血の痕を発見した。

誰かがホーガンを射殺し、その遺体を持ち去ったらしい。

 

しかし、何のために?

現場には争った形跡はないし、レジも手つかずのままだ。動機がまったく掴めなかった。

 

 

事件から1ケ月が経過しても事態は進展しなかった。

もともと娯楽の少ないこの町は「何がメアリーに起こったのか?」の噂で持ちきりになった。

この町で製材所を営むエルモ・ウエックも、塀を直しに来ていた男にこの話題を振った。

 

「なあ、エディ。お前がもし本気でメアリーを口説いていたら、彼女は今頃、お前の家で夕食を作っていただろうな」

 

ウェックはこの男がメアリーに気のあることを知っていた。

たいして酒も飲めないクセに、メアリーの店に通い、しきりに彼女の様子を窺っていたのである。

すると、男は笑いながらこう答えた。

 

「かのじょはいなくなってなんかいないよ。いまもうちにいるよ」

・・・この男がエド・ゲインである。

 

 

バーニス・ウォーデンの店

エド・ゲインは、プレインフィールドの西のはずれに住む五十代の無口な男だった。
47年に母親が死んでからは天涯孤独となり、農作業もせず、町のなんでも屋としてブラブラしていた。
少々おつむが弱いのが玉に傷だが、頼んだ仕事をイヤな顔一つせずに手伝ってくれるので、住民たちは重宝していた。

 

つまり、住民たちの彼の評価は「バカだが善人」。

いわば「長家の与太郎」のような存在であり、そんな彼が血生臭い犯罪に関わっているなどとは誰一人として夢にも思っていなかった。

だから、先の自白とも取れる「いまもうちにいるよ」発言も「エディが珍しくジョークを云った」程度にしか思われていなかったのである。

 

3年後の1957年11月16日、今度は金物屋を営むバーニス・ウォーデンが行方不明になった。

メアリー・ホーガンと同じような背格好のおばさんで、26年前に夫に先立たれてからは店を一人で切り盛りしていた。

その日は鹿狩りの解禁日ということで、男たちはみな森に出掛けていた。

町は閑散としていたが、ウォーデン夫人だけは店を開き、一人で店番をしていた。

 

息子のフランクが帰って来たのは日が暮れた頃だ。店は明かりが灯っているにも拘わらず鍵がかかっている。

不審に思って合鍵で中に入ると、まずレジがなくなっていることに気づいた。

そして、床が血だまりになっている。フランクは慌てて保安官に通報した。

新任の保安官アート・シュレーが駆けつけた時には、フランクは下手人の見当をつけていた。

 

「あいつがやったことは判っているんだ」

「誰が?」

「エド・ゲインさ」

そう云うと、フランクは血まみれの紙切れを保安官に差し出した。それはエド・ゲインに宛てられた本日唯一の売上伝票だった。

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:2,310 PV
 評価:12345 1.00 (1 件の評価)
Loading...
 カテゴリ:海外の怖い話
 タグ: ,  ,  , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2017年12月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

怖いコピペSNS