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多摩の蛭にまつわる怪談話

巨大な蛭
この記事の所要時間: 120

食生態学者・登山家・探検家の西丸震哉さんは昔、奥多摩の数馬で、体長80cmの蛭(ヒル)を見たそうですが、あまりの気味悪さに谷底に蹴り落としてしまったそうです。

次の日になってやっと、シマッタ、標本にするべきだったと後悔したと書いてありますが、確かに奥多摩は今でもここが東京か?と驚かされる程深い森林が残っていますよね。

ところで、多摩の蛭と云えば、多摩の怪談話を拾い集めていた時に、気味の悪い話を読んだ事があります。

 

八王子城趾は有名な心霊スポットで、数多くの怪談話が伝えられていますが、それも納得できる程、落城の際は壮絶な戦死者を出したそうです。

城兵達の流す赤い血は近くを流れる城山川に溢れ、次から次へ、太く真っ赤な蛭と成って泳ぎ始めました。

それ以来、城山川は異様に蛭が多く棲み着いているのだとか。

 

また、ここの蛭は地元に人間には決して吸い付かないそうですが、

ある時、越後から来た行商人が、足を洗おうと川に入ると、足を踏み入れるや否や、無数の真っ赤な蛭が行商人に吸い付き、たちまち吸い殺してしまったそうです。

 

八王子城を滅ぼしたのは、加賀の前田や越後の上杉、信濃の真田など、北方の大名たちだったので、蛭に生まれ変わった城兵達は北国の人間に祟るからだそうです。

私は、両親が富山県出身なので、この話を聞いて以来、八王子城趾には近づかないようにしています。

参考:巨大な蛭の動画

 

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