2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新聞の勧誘をしてくる滑舌が悪い変なおじさん「妖怪んっん」

 2016.06.10     その他の怖い?話     4件     Loadingお気に入りに追加
新聞の勧誘をしてくる滑舌が悪い変なおじさん「妖怪んっん」
この記事の所要時間: 433

 2年ほど購読していた新聞の購読をやめることにした。すると、毎日ひっきりなしに新聞の勧誘が来るようになった。

一度断ると同じ人は来ないが、別の人がまた来るようになる。まぁそのうち来なくなるだろうと思っていたが、一人のおじさんだけは毎日のように来る。

そのおじさんは身長が140cmほどしかなくボサボサ頭でかなり汚い身なりをしている。滑舌が悪く、合間に「んっんっ」という独特の妙な癖が入る。

正直言って不気味で会いたくないから居留守を使うが、絶対に出るまで何度も呼び鈴を鳴らし、帰ってくれない。

 

「ちょっといいかげんにしてくれよ。もう何度も断ってるだろ。」

「あ・・んっんっ・・Yしんぶんでしゅけど・・んっんっ・・こおどくのけいやくを・・」

「いや、だからいらないよ。本当に迷惑だからもう来ないで。」

 

 それでも翌日また来る。かなり参った。毎日聞いているうちに幻聴でもないが、あの「んっんっ」というのが耳に残って一人でいる時にどこからか聞こえてくる感じがする。

 

 

 ある日、顔見知りのY新聞の集金のおじさんに会ったので相談してみた。

「毎日来るんですよ。どうにかなりませんか?」

「いや~俺に言われても無理だね~。でも変だね、どんな人?」

「小さいおじさんで滑舌が悪くて「んっんっ」て言う癖のある人なんですけど。」

「え!!・・・出た?・・・出たか~。」

出た?来たじゃなくて出た?どういう意味だろう。

 

「出たってどういうことですか?」

「いや~・・・そのおじさんね・・・おばけだよ。」

「はい???え???おばけ???」

「俺この仕事20年やってるんだけど、入った当時から出るって聞いてたよ。小さくって「んっんっ」て言ってたんでしょ?間違い無いと思うよ。俺達は妖怪んっんって呼んでるけど。」

 

「おばけには見えなかったけど・・・どうしたら良いンスかね?」

「ちょっとわかんないな~、俺は見たこと無いし、出たって話は聞くけど最終的にどうなったかは聞いたこと無いし・・・まぁ最悪の場合、引越しを考えたほうがいいんじゃない?」

おばけ・・・あのおじさんがおばけ・・・。

ちょっとにわかには信じがたいけど、そう言われると余計会いたくなくなる。

 

 その日の夜もあのおじさんはやってきた。絶対に会いたくないから居留守を決め込んでいたが、やはりしつこい。

ピンポーン・・・ピンポーン・・・ピンポーン・・・一定のリズムで呼び鈴を鳴らす。1時間ほどしてようやく帰っていった。

だが深夜にまた呼び鈴がなった。あのおじさんだ。

ピンポーン・・・ピンポーン・・・ピンポーン・・・また1時間ほどして帰っていった。

本格的に参った。あのおじさんがおばけかどうかはまだわからないが、とにかく普通じゃないのは確かだ。

おばけをどうにか出来る知り合いはいないし、本当に引越しを考えなければならない。

 

 翌日は夜の訪問をやり過ごしたあとにヘッドフォンをして寝ることにした。

深夜、トイレにいくため寝ぼけ眼でヘッドフォンを外すとあの音が聞こえた。

「んっんっ・・・・・んっんっ・・・・・。」

ああ、やっぱり耳に残ってるなと思いながらベッドから起き上がると、薄暗い部屋の中に小さな人影が見えた。

まさかと思って明かりをつけるとあのおじさんがベッドのすぐ側に立っている。

「んっんっ・・・あ・・・Yしんぶんでしゅけど・・・んっんっ・・・こおどくのけいやくを・・・。」

 

 驚いたが、なぜか恐怖よりも怒りのほうが大きかった。

「てめぇふざけんなよ!!なに勝手に人の家入ってきてんだよ!!マジでいいかげんにしろよ!!」

とにかくブチギレた。すると、おじさんは申し訳なさそうに謝ってきた。

「し、しぃましぇん・・・しぃましぇん・・・んっんっ・・・。」

そう言って頭を下げながらふっと消えた。

本当におばけだった。でも何だろうこのおばけ・・・何をどうすればいいんだろう。

 

 翌日、やはり変わりなくおじさんはやってきた。

「んっんっ・・・Yしんぶんでしゅけど・・・んっんっ・・・こおどくのけいやくを・・・。」

契約してみるか・・・。そうすればもう来なくなるかもしれない。

でもおばけと新聞の契約して大丈夫だろうか?更に怖いことになりそうな気もする。

「・・・わかりました。契約します。」

 

 契約をしてくれると分かったら、おじさんはめちゃくちゃ嬉しそうだ。

「あ、あ、ありがごじゃす・・・んっんっ・・・ありがごじゃす・・・んっんっ・・・。」

契約書に判子をおそうとしたが契約書がない。

「う・・・う・・・んっんっ・・・しぃましぇん・・つぎもってきましゅ・・・んっんっ・・・しぃましぇん。」

そう言っておじさんは帰っていった。

 

 翌日からおじさんは来なくなった。契約をしてくれるというだけで満足したのかもしれない。

それからすぐ引っ越したので、結局そのおじさんが何者だったのかはわからない。

契約していたらどうなっていたんだろう・・・考えると少し怖い。

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:350 PV
 評価:12345 5.00 (1 件の評価)
Loading...Loading...
 カテゴリ:その他の怖い?話
 タグ: , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/06/10(金) 22:57:02 ID:czNjc2ODA

    ワロタw こんな幽霊なら見てみたいw

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/06/10(金) 22:59:31 ID:E5NDk4MTA

    この話も他サイトで既読(ここは元々「怖いコピペ」だから当たり前)なんだけど、実際にこういう感じ(普通の仕事はできないと思われる障害らしきものをもつ)の人で、新聞の勧誘をしていた人を知っている。
    彼と重ね合わせてしまうと、「おっさん、契約とれてよかったな」と、心から思う。

    世の中、五体満足で世間一般の普通の生活をできる人間ばかりではないことに思いを馳せてみることも良いことだと、つくづく思う。

    • 名前: 百目鬼
    • 投稿日:2016/06/11(土) 08:27:47 ID:E2NjgxNjA

    仕事を達成したかっただけで悪い幽霊じゃないよね…よかった契約できて

    • 名前: 猫丸
    • 投稿日:2016/06/11(土) 19:07:52 ID:QwMjA1NDA

    Y新聞 契約ノルマ鬼厳しいって聞いたことある。ノルマ達成するまで おじさんはさ迷い続けるんかなぁ。早く成仏出来るといいな おじさん。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2016年12月
« 11月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

怖いコピペSNS