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死んでも諦めない女性ストーカー

 2016.06.28     都市伝説・ネタ     2件     Loadingお気に入りに追加
女性ストーカー
この記事の所要時間: 548

 警察官の叔父から聞いた怖い話。叔父は警視庁に勤めて30年になるベテランで、今も第一線で活躍し続けている。

その叔父から、警察絡みの怖い話を小さい頃から何度も聞いてきたが、その中でも特に怖かったのを。

 

 ある日、女性が撲殺される殺人事件が発生した、犯人は元交際相手の男性だった。

この人は殺した後、逃亡してたから捕まるまでに2週間かかってるんだけど、原因はやはり?痴情のもつれ。

だけど、男性側が一方的に殺したわけではなく、むしろ女性側に非があった。

殺された女性美穂(仮名)は日常的に元交際相手の男性(光二)をストーカーしていた。

 

 まあストーカーという言葉自体世間にあまり普及してない時代の事件だし、しかも女性から男性のストーカーなんて理解されない。

光二は警察にかけ合ったがあまり熱心には聞いて貰えず、精神的に参っていたそうだ。

警察も身内の不手際も絡んでおり、さっさと片付けてしまいたい事件だった。

そして、美穂の家を捜索してストーカーの証拠を見つけることにした。

 

 だが美穂の家族が美穂の部屋だけは捜索を認めない。その他の部屋等は協力してくれたのに、部屋だけは捜索させないと食い下がる。

結局、力づくで部屋に入ったんだけど、その光景がやばかった。

壁一面光二の写真。まあこれくらいならテレビのストーカー描写で見慣れてる人もいるだろうけど、その写真の上から「光二死ね死ね死ね死ね・・・」と”死ね”が書き殴られていた。

おまけに、どこかで手に入れたらしい恋愛成就の不気味な人形もそこいらに散らかって捜査員を見つめてる。

まあ家族が捜索させたくないというのも十分理解できるほどのおぞましい光景。

 

 その頃、本庁で捜査していた叔父さんたちも奇妙なことを発見した。女性が殺された場所のカメラに変なものが映ってたらしい。

殺された場所を定点的に撮影しているそのカメラには、死亡推定時刻と思われる時間になると、人間らしき黒い影がうろついてるように見える。

始めはおじさんたちも疲れているのかと気にしなかったが、気になった所謂見える奴がその時間に張り込んでいると本物が現れた。

 

 そいつが気になって個人的に数日間張り込んでいると、段々邪念というか怨念が強くなっていくのを感じたらしい。

そいつはこのままではヤバイと思い先輩に相談したが、頭の固い爺さん連中がそんなことを受け入れるはずもなく、逆に捜査から外された。

まあ警察としても犯人は光二だと確信してたし、前述のとおりこれ以上変な噂を立てられるとまずいと思ったんだろうね。

 

 でもその女の霊はそこにとどまるだけじゃなかった。捜査員達が一人、また一人と体調を崩していく。

話を聞くよう言われた叔父さんが事情を聞くと、どうも夜になると女の霊が寝床の隣に立って呟きながらそいつの顔を覗いているらしい。

この時点でストーカー霊の噂は少しずつ広まっていってたから、捜査を外してもらうよう頼み込む捜査員続出。

仕舞いには爺さん連中のところにも出現したらしく、

「これはやばいんじゃないか」という空気が本庁に広がっていたようです。

 

 実はその頃に俺もその霊を見ている。その日、叔父さん家に遊びに行ったんだけど、親が体調を崩し迎えに来てもらえなくなった。

嫌な予感がしていた叔父さんはなんとか俺を泊まらせまいとしたけど、結局一緒に寝ることになった。

俺が人の気配を感じて夜中に目を覚ますと、叔父さんの隣に誰かいるのが分かった。

その時はなぜか叔父さんの顔を覗くようにしてなく、窓のほうを向いていたので目をあわすことはなかったけど、なにかぶつぶつ呟いてるのは聞こえた。

 

 でも俺が「おじ・・・」と叔父さんの声を呟いたところで霊がこっちを見た。

片方の目は犯人に潰されたのかまともに開けていなかった。

でも目が片方しか開いてないってのもまた別の恐怖がある。

咄嗟に目を閉じて小一時間耐えた。小便漏らしちまったけど。

 

 翌日、叔父さんに誰かいたことを伝えると普段温厚な叔父さんらしくなくもの凄い剣幕で怒鳴られた。

「そんなことは絶対にないぞ!!」って。さすが警察の本気の怒鳴りは怖い。

大きくなって尋ねてみたら、あの時に叔父さんも実は起きてたらしい。

ただ叔父さんは心臓に持病があることもあって、いきなりあんな顔を見たらたまらんと目だけは絶対に開けなかった。

 

 捜査員が次々リタイアする中、爺さん連中も叔父さんたちの説得に折れて、取りあえず映像だけでも見てみようということになった。

その日の前日のカメラ映像を見たんだけど、、少し前に見た叔父さんの映像より鮮明に”それ”が認識できるようになってる。

また呟きも大きくなってた。ノイズが入って何言ってるか分かんないけど。

 

 ”それ”はどんどんカメラに近づいていって、潰された目をカメラに押し付けながら呟き続ける。

この時点で見れなくなったり、退席する捜査員がほとんど。

叔父さんたち勇敢な捜査員もその後に何が起こるかは流石に見れなかった。

 

 ここで捜査から外された例の見える捜査員が、鑑識と協力してあることを調べ上げた。

ノイズを取り除くと霊が何を言ってるか分かったらしい。

「コウジ・・・アワセロ ハヤク・・・アワセロ・・・」って。

 

 その後、光二は逃亡先のホテルで逮捕され、身柄を警視庁に移された。

光二逮捕で一安心かと思いきや相変わらず霊は消えないし、捜査員も被害を受け続けてる。

警察は光二にビデオを見せればなにか解決するかと思ったがこれは勿論賛否両論。外部、とくに弁護士にでもばれればめんどくさいことになるってね。

でもこの事件の捜査に関わっている以外の人間にも被害が出始めたから、結局、光二にビデオを見せることにした。

 

 ここで叔父さんも同席したんだけど、その時に何が起こったかは決して言ってくれない。

ただ、叔父さんの様子からしてとんでもないことが起こったのは確か。まあ分かんないけど。

結局、光二は情状酌量も認められ裁判が終わった後、刑務所で自殺した。

 

 この事件は警察の不手際も絡んでいることもあり、警視庁内でもタブー視されている。

ストーカー事件の前例として取材を試みる輩もいたようだが、悉く追い返されるかカネの力でやられてるっぽい。

今後、この事件が掘り起こされることはないだろう。

美穂の霊はいまでも彷徨っているのかどうかは分からない。片目の潰れた幽霊ってのは目立つだろうが。

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 カテゴリ:都市伝説・ネタ
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コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/06/28(火) 08:19:33 ID:YzODczMjE

    怖いな 一般的じゃないって80年代か

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/07/03(日) 12:13:50 ID:I1OTQ5ODY

    心臓に持病があって良く警察官になれたな

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