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錫杖を持った僧侶姿の亡霊の集団 七人ミサキ

 2016.07.10     都市伝説・ネタ     1件     Loadingお気に入りに追加
七人ミサキ
この記事の所要時間: 624

550 本当にあった怖い名無し 2010/07/09(金) 18:12:27 ID:jK+xYIsE0

 小さい頃マジでビビった体験。ちと長いですがご容赦を。あれは俺がまだ7、8歳の頃だった。正確な時節は覚えていないが、おそらく冬だったような気がする。

ちなみに当時の俺は怖いものが極端に駄目で、映画学校の怪談とかで泣く位に駄目だった。

当然夜が嫌いで、部屋が真っ暗だと怖くて寝れないビビり小僧だった。

幸運だったのは、俺は三人姉弟の末っ子で、三人とも同じ部屋で寝ていたことである。

 

 さておき、夜も更けた頃、ふと遠くから聞こえてくる音に俺は目を覚ました。いや、今となっては音で目を覚ましたのかその時偶々目が覚めてしまったのかはわからないが。

それは何かの金属のような音だった。

――シャン

――シャン

――シャン

 

551 本当にあった怖い名無し 2010/07/09(金) 18:13:20 ID:jK+xYIsE0

 音は、外から響いていた。音は、幾重にも重なって聞こえる。当時の俺にはちょうどタンバリンの音に聞こえた。それだけならなんということはないのだが、その音は、段々と近づいているような気がした。

――シャン

――シャン

 

 気のせいではなく、間違いなく近くなっていた。正体不明の音に俺は怖くなった。泣きそうになって寝ている姉を起こそうと思ったが、恐怖で身体が硬直していて声も出せなかった。

――シャン

――シャン

 

 およそ二秒おきに、断続的に鳴る音は、明らかに近づいている。音は、家のすぐ傍まで来ていた。俺は窓の外を覗こうかと一瞬思う。

シャン

 

553 本当にあった怖い名無し 2010/07/09(金) 18:14:05 ID:jK+xYIsE0

 しかし、家の前で一際大きく鳴り響いた音に、俺はおののいて布団を頭から被った。

――シャン、シャン、シャン……

離れていく音が聞こえなくなるまで、俺は布団の中で震えていた。

その日、怖くていつ眠りについたか覚えていない。

 

 翌日起きて、同じ部屋で寝ていた姉にその話をしても、そんな音は聞いていないと言う。両親に訊いてみても、答えは同じだった。

だが誓ってもあれは夢などではなかった。

「シャン」という音が耳から離れず、俺はそれから数日寝るのが怖くなって姉の布団に潜り込んだりしていた。

……ここまでなら良かったのだが。数年後、俺はまた恐怖することになる。

 

554 本当にあった怖い名無し 2010/07/09(金) 18:15:41 ID:jK+xYIsE0

 俺は上述した恐怖体験のことなど忘れ、小学校高学年(中学一年だったかも)になっていた。

で、その当時流行っていた某少年誌の漫画がある。妖怪とか霊とかが出てくる漫画だ(って分かる人は分かると思うが)。

姉がコミックスを買っていたので、俺もよく読んでいた。

 

 で、その漫画の何巻か目、とある妖怪の話がある。錫杖を持った僧侶姿の亡霊の集団がいて、一人が成仏すると、誰かを殺して集団に取り込んでしまうのだとか。

迷惑な亡霊だなぁと思いながら、俺は話の終わりにある妖怪の説明コーナーに目を通していた。

すると、なんと目撃証言があるという。本当にいたらマジ怖いなおい、と思いつつも、興味津々に読む。

目撃された地名を見た瞬間、俺は半笑いで固まった。

○○県○○市

 

555 本当にあった怖い名無し 2010/07/09(金) 18:17:09 ID:jK+xYIsE0

 錫杖、集団の亡霊。タンバリンの、重なった音。それらのキーワードが、俺の眠っていた記憶をよみがえらせた。

『シャン』

顔がサーッと青くなって、あの時の、あの音が、耳に響いた気がした。その時の戦慄は今でもはっきり覚えている。

もし、あの時窓の外を覗いていたらと思うと……。考えただけでも、未だに寒気がする。

 

562 本当にあった怖い名無し 2010/07/09(金) 18:57:44 ID:jK+xYIsE0

『シャン』書いた者ですが補足

投下したし記念に調べなおしたらみウィキさんに載ってて笑ったw

 

『○○県○○市では、僧侶の姿の○○(妖怪の名前)が鐘を鳴らしながら早足で道を歩き、女子供をさらうという。
そのために日が暮れた後は女子供は外出しないよう戒められていたが、どうしても外出しなければならないときには、手の親指を拳の中に隠して行くと○○の難から逃れられたという。』

マジ洒落にならん。寒くなってきたぞおいw

画像出典元:densetsunavi.com

七人ミサキとは?

 七人ミサキ(しちにんミサキ)または七人みさき(しちにんみさき)は、高知県を初めとする四国地方や中国地方に伝わる集団亡霊。

 

 災害や事故、特に海で溺死した人間の死霊。その名の通り常に7人組で、主に海や川などの水辺に現れるとされる。七人ミサキに遭った人間は高熱に見舞われ、死んでしまう。1人を取り殺すと七人ミサキの内の霊の1人が成仏し、替わって取り殺された者が七人ミサキの内の1人となる。そのために七人ミサキの人数は常に7人組で、増減することはないという。

 

 この霊の主は様々な伝承を伴っているが、中でもよく知られるものが、『老圃奇談』『神威怪異奇談』などの古書にある土佐国(現・高知県)の戦国武将・吉良親実の怨霊譚である。安土桃山時代、吉良親実は伯父の長宗我部元親の嫡男・長宗我部信親の死後、その後嗣として長宗我部盛親を推す元親に反対したため、切腹を命ぜられた。

 そのときに家臣たち7人も殉死したが、それ以来彼らの墓地に様々な怪異があり、親実らの怨霊が七人ミサキとなったと恐れられた。それを耳にした元親は供養をしたが効果はなく、怨霊を鎮めるために西分村益井(吾川郡木塚村西分、現・高知市春野町西分字増井)の墓に木塚明神を祀った。これが現存する吉良神社である。

 また『土陽陰見奇談』『神威怪異奇談』によれば、親実と共に元親に反対した比江山親興も切腹させられ、妻子たち6人も死罪となり、この計7人の霊も比江村七人ミサキとなったという。

 

 また広島県三原市には経塚または狂塚と呼ばれる塚があったが、かつて凶暴な7人の山伏がおり、彼らに苦しめられていた人々が協力して山伏たちを殺したところ、その怨霊が七人ミサキとなったことから、その祟りを鎮めるためにこの塚が作られたのだという。

 ほかにも土地によってはこの霊は、猪の落とし穴に落ちて死んだ平氏の落人、海に捨てられた7人の女遍路、天正16年(1588年)に長宗我部元親の家督相続問題から命を落とした武士たち、永禄時代に斬殺された伊予宇都宮氏の隠密たちなど、様々にいわれる。

 山口県徳山市(現・周南市)では、僧侶の姿の七人ミサキが鐘を鳴らしながら早足で道を歩き、女子供をさらうという。そのために日が暮れた後は女子供は外出しないよう戒められていたが、どうしても外出しなければならないときには、手の親指を拳の中に隠して行くと七人ミサキの難から逃れられたという。

出典元:ja.wikipedia.org

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 カテゴリ:都市伝説・ネタ
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コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/07/11(月) 15:54:33 ID:AxODA5NTk

    ぬ~べ~だっけ?

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