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目に見えない不思議な本を取り扱う古本屋でのバイト経験

 2016.07.18     オカルト・超常現象     1件     Loadingお気に入りに追加
古本にまつわる不思議な話
この記事の所要時間: 211

ほんのりと怖い話スレ その118

 

40 :本当にあった怖い名無し:2016/07/11(月) 02:01:13.85 ID:e1OT4cU10.net

 大手じゃなくておじいさん一人と奥さんの二人でやってる古本屋でバイトをしてた頃があって、漫画本とか単行本より古書とか紐で製本されているような本を取り扱っていた。

古書あるあるっていうか、業界人なら結構経験するんだけど仕入れたはずの本の冊数が店舗で整理すると少ないことがよくあって、これだけ聞くとじいさん達も老いさらばえてきたなって話なんだけれど、それは数え間違いじゃなんかじゃなくて数える人によって冊数が変わる。

 

 例えばおじいさんが10冊仕入れてきても奥さんが数えたら6冊しかなくて俺が数えたら8冊しかない、みたいなことがざらにあった。

目の前で奥さんに数えて貰うと確かに6冊なんだけど自分で数えると何故か8冊ある、みたいな感じで人によって目に見えない古書が混じってる時がある。

そういう人によって見えたり見えなかったりする本は売り出しても大抵気づいたらなくなっていて、ヤフオクに出品して落札されても、いざ郵便で発送すると配送事故でお客の手元に届く前に何処かに消えることが殆ど。

だから縁起が悪いってことは特にないんだけれど、どんなに高価でも捨てるっていうのが暗黙のルールになっていた。

 

 ひどいタイプは誰にも見えない本で、そういう本は仕入れた時にも店舗に並べる時にも誰も気づかなくて、お客が手に取って値札がないぞとレジに持ってきた時にはじめて気づく。

そういうお客には欲しいなら売るけどなくなるよっていう旨を伝えるようにしてる。

不気味がって買わないお客もいるけど大抵のお客は面白がって持って帰って2、3日後に青い顔をしながら店に来る。

 

 一番驚いたのは小学生位の女の子が一人で来店して色んな本を見てたんだけど、レジに来た時に重そうに空気を小脇に抱えて持ってきたことがあった。

じいさんも奥さんも自分も店にいたんだけれど誰にも一冊も見えてなくて、本が好きなら無料で持って帰っていいよというと喜んで空気抱えて帰っていった。

それから味を占めたのか自分がバイトを辞めるまでたまに来店しては誰にも見えない本を無料で持って帰っていた。どんな本だったのか聞いておけばよかったとたまに思います。

引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1468075799/

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コメント

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/07/18(月) 11:43:48 ID:kwODI3NzA

    実は古本屋夫婦とバイトにしか見えない空気小学生女子だったりして

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