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【オカルト】I国で知り合った奥様の話

占い師
この記事の所要時間: 210

投稿者:名も無き投稿者 :2016/08/12(金) 17:23:54

 

 仕事柄、外国人と接することが多いのだけれど、ある家の奥様から、娘が日本人と付き合っているの、と言う相談を受けた。

その家はそこの国では大層な階級だったから(日本にはもうないけどその国はまだ身分制が残っていた)、心配なんだなってことはわかった。

 

 そこで話を聞くと、家付きの占い師が娘のこの縁にうんと言わないんだと言う。「そればっかりは…」今時は本人の自由だし、ご本人である娘さんにおまかせしたら、とひとまずありきたりのことを彼女に言ってみた。それでも納得してくれない。

「この写真を見て」それは、日本のある地域の風物詩を写したものだった。

かなり奥地の知る人ぞ知る風景に、「娘さんは本当に日本になじんでいらっしゃるのですね」と答えると、「じゃあこの影は何?」と言って彼女はいぶかしむ。娘さんの背後に何かがパチパチとはじけるようなものが。

ぞっとした。横にいる占い師が、それはよくないものだと断言する。

「いわゆる怨念です」「お嬢様にとってはよくありません」

だから、「この土地と娘が縁をもつことを私は許せない」と。

 

 いつもおだやかな奥様は、現代に身分制なんてナンセンスだと笑い飛ばすのに、その日は違った。

「私の娘はこの場所に歓迎されていない。ここへやることはできないわ。うちの占い師がそこはDだからダメだというの」

Dって何なんだろう?聞いたことのない響きの言葉だった。少なくともその国の言葉ではないらしい。奥様は数か国語に明るい。私にはさっぱりわからない。

しかし、その地の習俗について詳しく聞かれたので、正直に答えた。

 

 その地では嫁が姑舅と暮らし外へ働きに出て、男は一年中ある集まりに関わる。季節の風物詩のために一年を過ごすようなものだ。テレビで見た知識だが、知る限りのことをきちんと伝えた。

その後、日本へ留学していた娘さんは母国へ帰り、奥様の言う通りに日本人の彼と別れ、母国人に嫁いだ。

日本にいたときの写真にはどれも、背後にほとばしるしぶきのようなものが写っていたのに、こちらの国で写した記念写真には一切何もなかった。ほんの些細なことだがたいそう恐ろしく感じたものだ。

日本語も日本の文化も良く知る奥様がなぜそんな時代遅れなことを口走ったのか、未だわからないままだが、その娘さんとは今でもいい友達だ。

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