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映るはずのないものが映った自宅ぼろアパートのテレビ

 2016.08.25     恐怖体験談     2件     Loadingお気に入りに追加
古ぼけたテレビ
この記事の所要時間: 236

これは、私が実際に体験したお話。

私が今も住んでいるアパートはご近所から『廃墟』とまで言われるほどぼろいアパートで、夜になるとすごく不気味だ。

大学生になった今でも、夜遅くに帰ると恐怖を覚えるほど。

 

これは小学生のころに実際に体験した話…

私は、小学生のころ毎日いじめにあっていた。

その日も、リコーダーを頭に思いっきり打ちつけられたり、給食に毛虫を入れられたりなどそんな仕打ちを受けた。

それから泣くのを止めようと、笑顔を作る練習をしながら帰宅した。

 

両親は共働きで、心配をかけたくなかったから、いじめのことも相談しなかった。

6Fにある自分の家には当然ながら誰もいない、暗くてシーンとした部屋…

私は、リビングにあるテレビの電源を付けようと、チャンネルを探したがどこにもなかった。

仕方なく、テレビにある主電源を押した。

 

私の家のテレビが壊れていたのだろうか、、電源を付けても映像が映るまでタイムラグがあった。

黒い画面に映るのは、当然ながら私…そして、変わり映えのない真っ暗な部屋。

しかし、いつもより早くに画面に動きがあった。

画面の正面に私の顔が映っているとするとそれは、私の左に現れた。

 

それというのは、淡白い靄だった。ゆらゆらと揺れている。

最初、『もう点いたのか!』とわくわくしていた私だったが、一向に音声が入らないので、オカシイ…と思い始めていた矢先だった。だんだん淡白い靄が人型を形作っていった。

しばらく茫然と見ていると、完全に人になった。

70歳ぐらいで、しわが多くて、全部白髪で、目のあたりは黒くくぼんでいるおばあさん。

 

私は、そのおばあさんを知っていた。

いや、面識があると言った方がいいだろうか、そのおばあさんは私と同じアパートの8Fに住むおばあさんで、エレベーターで鉢合わせになったり、1Fのエントランスの様な場所で見かけたりした。

そんな、知った顔にも関わらず私は恐怖からか、ふるえと汗が出るのが止まらなかった。

 

なぜなら、そのおばあさんは先週の日曜日に8Fから飛び降りて、荼毘にふされたからだ。

しばらく、震えて何を言えない私に、おばあさんがしわくちゃの手を肩へとまわしかけて、『一緒に、くるかい?』と言ってきた。

私は、恐る恐る手を見て、画面に映っている顔を見た。

 

そこには、目を異常なまでに見開いたおばあさんの顔が映っていて、全てが、黒目だった。

『いや、いいです。』とやっとの思いで言葉を絞り出した。

『そうかい、残念だねぇ…』と残念そうな顔をしてからおばあさんは消えた。

 

たまに、あのまま一緒に行けばよかった…と思うことがある。

小学生でのいじめは1年~6年生までひっきりなしに続き、中学生でもいじめは続いた…しかもエスカレートしていって、心にも体にも一生言えない傷を負ってしまった。

終わり

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 カテゴリ:恐怖体験談
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コメント

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2016/08/25(木) 19:41:19 ID:M0MjQ5OTU

    今こうして生きていられるんだから、行かなくて正解だったんだと、俺は思うぞ。

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2016/08/26(金) 00:31:10 ID:M2ODkxNjU

    リモコンをチャンネルって言うのか

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