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【恐怖体験】おばあちゃんっ子な、みさきちゃん

 2016.09.24     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
何かに驚く女の子供
この記事の所要時間: 235

体験した話。

朝起きて家の前でタバコふかしてると、隣に住んでるAさんに声をかけられた。

「○○ちゃん(私の名前)、頼みたい事があるんだけど…ちょっと、みさき(Aさんの娘さん、小1)の事見てやってくれないかしら?」
「別にいいですけど…どうしたんですか?」

「あたしの母さんが倒れて、病院に運ばれたのよ…たいした事無いらしいけど、みさきに教えるとうるさいから…」
「あー、みさきちゃんおばあちゃんっ子ですもんねー」
なんて会話をして、Aさんは病院に向かった。

4時頃には帰ると言っていたので、その間Aさんの家でみさきちゃんと遊ぶ事にした。

 

みさきちゃんは本を片手に、嬉しそうに私に話しかけてきた。

「あんねー、これがみさきがもってるなかで、いちばんこわい本なの!」
手渡された本は、著作権侵害だか何だかでオカ板で話題になったあの本…

Aさん。2ちゃんねらーだったのか…ていうか、子供に見せるなよ。
とか思いつつも、みさきちゃんの相手をしていた。

 

昼食を食べ、みさきちゃんの怖い話に耳を傾けているうちに、3時になった。

「あ、3時だ…そろそろお母さん帰ってくるかもね?」
私がそうみさきちゃんに言うと、彼女はなんともいえないくらい素っ頓狂な声で呟いた。

「…かえってこないよ?」
「…なんで帰ってこないって思うの?」

「だって、おかあさん、おばあちゃんのところにいったんでしょ?」
…なんで知ってるんだろうと一瞬ぞっとしたが、朝の電話の話を聞いていたんだろう、と思った。

「なんだ、知ってたのか~…でも、大丈夫。4時頃には帰ってくるって言ってたから」
「でもおばあちゃんしんじゃったもん。かえってこれないよ?おねえちゃんも、おかあさんがかえってくるまでかえれないね~」

そう言って、みさきちゃんは楽しそうに笑ったが、私は笑えなかった。

 

私は意を決して聞いてみた。
「どうして、おばあちゃんが死んじゃったって分かったの?」

みさきちゃんは私の背後を覗き見るように動いた後、私に視線を戻して言った。
「おばあちゃん、おひるからずっとまどのそとにいるもん。テレビでやってたよ?くちからちをながしたひとがね、まどからのぞいてて、そのひとはもうしんじゃってるんだって」

…私は振り返れなかった。
背後の窓から来る外の寒さが、嫌に強く感じられた。

 

結局Aさんが帰ってきたのは7時前だった。
Aさんの母…みさきちゃんのおばあちゃんは、病院で急に容態が変わって、お昼頃に急死したらしい。

Aさんの感謝の言葉を背に、ドアを開け家を出ようとしたとき、みさきちゃんがこう言った。
「おばあちゃん、おねえちゃんについていかないで。みさきとあそんでよー」

みさきちゃんの視線は私のほうを向いていたが、私自身には向けられていなかった。
みさきちゃんはすぐに何かを追いかけるように視線を移し、台所の方に笑いながら走っていった。

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