2ちゃんねるやネットの怖い話・恐怖体験談や都市伝説などをまとめた背筋凍りつく系の恐怖読み物サイト。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コンビニで深夜バイトをしてた時の幽霊話

深夜のコンビニ
この記事の所要時間: 1045

死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?

95: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)23:03:17 ID:M2MjpqvsW

僕がコンビニのバイトをしてた時の話。

東京のローカル線の駅前にあるコンビニで、僕は大学生のころ深夜のアルバイトをしていた。
その店の店長のUさんがとても変わった人だった。

Uさんはものすごく人当たりのいい人で、お客さんはもちろん、バイトにもとても優しい人だった。
もともと同じコンビニのアルバイト上がりのUさんは、当時24歳で、年の近い僕をとてもかわいがってくれ、僕も兄のように慕っていた。

Uさんは本当に誰にでも優しいんだけど、実は元喧嘩狂いのばりばりのヤンキーだった。
これは隣町に住んでいた同じバイト仲間の証言で、Uさんは地元ではかなり有名な人だったらしい。

そのせいなのか、Uさんはどんな人に対しても物怖じをすることがなかった。
ヤンキーからヤクザ、キ千ガイから外国人まで、どんな人にも同じように丁寧に接し、相手が度を超えた悪さをすると、首根っこを掴んで店の外まで引きずり出すような怖い一面もUさんにはあった。
でもあくまでそれは相手がバイトに手を出すだとか、商品をわざと傷つけるような度を超えた悪さをした時であって、それ以外の時はとても腰の低い人だった。

そんなUさんと、たまたま深夜のバイトが一人病欠した時にパートナーを組んだ事があった。

 

96: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)23:14:39 ID:M2MjpqvsW

その日は日曜日で、終電が終わり一時半の商品の搬入が終わると、雑誌が搬入されてくる午前三時半まではなにもやることがなくなった。
そんな日は馬鹿話をして時間を潰すか、さもなければ交代で休憩を取るのが常だった。

その日は明日の発注をやるからと言うことでUさんが表に出て、僕は事務所に引っ込んで返品するために回収した古い漫画の単行本を読んでいた。
ところで、どこのコンビニでもそうなのだが、コンビニはお客さんが入ってくると事務所にメロディーが流れるようになっている。
僕はさすがにUさんだけに店を任せるのが悪いと思い、お客さんが来たら代わりにレジぐらいには立とうと思っていた。
それで漫画本を読みながらも、僕は耳だけはすましていた。

でもその日、雑誌の搬入までの間、メロディーが事務所に流れることはなかった。
そうして数十分のあいだ、僕は漫画を読むことに没頭していた。

漫画を何冊か読み終え、さすがに飽きてきた僕は大きく伸びをして、事務所にある監視カメラのモニターをちらりと見やった。
すると、モニターにはカウンターで接客をしているUさんの姿が映っていた。

 

97: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)23:30:39 ID:M2MjpqvsW

メロディーを聞き漏らしたかと思い、僕は慌てて事務所を後にしようとしたが、そこで、僕の目はモニターに映った映像に違和感を覚えた。

もともとあまり鮮明ではない監視カメラの映像に加え、店内にある五つのカメラの映像がモニターを分割して同時に映され一つ一つが小さかったせいもあり、顔を近づけてみてもはっきりと映像は見ることが出来なかった。

そこで、僕はモニターの下のスイッチをいじってレジ前の映像だけをモニターに映し出した。
そうして拡大されて映し出された映像には、全身血みどろの女性がUさんをカウンター越しに睨みつけているところが映し出されていた。

僕は始め意味が分からず、どういう状況なのか整理しようと頭を働かせていたが、その内、それが有り得ない映像であることに気がついた。
一つ目は、入り口からその女性が立っているところまで、まったく血が垂れた跡がないということ。
女性は服が赤く染まるほど血を流していたから、床に行ってきも垂らしていないというのは明らかにおかしかった。
二つ目は、女性の頭が、どう見ても欠けているように見えると言うこと。
女性の頭は囓ったあんパンのように湾曲してへこみ、そこに血の塊のような物が溜まっているように見えた。

僕は何度も否定しようとしたが、どうしても僕にはその女性が生きている人間だとは思えなかった。
僕は見慣れた店内の有り得ない光景に動転し、頭が真っ白になったままモニターを見続けた。
そんな女の人の前で、Uさんは腕を組み、仁王立ちをしてその女性を睨み返していた。

 

98: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)23:42:02 ID:M2MjpqvsW

数分だろうか、数秒だろうか、
頭が真っ白になった僕には時間の感覚が定かではなかったが、突然、その真っ赤な女の人の腕が動き始めた。
その腕は真っ直ぐレジの上の監視カメラを指さすと、続いて、ゆっくりと顔を監視カメラに向けた。

その監視カメラの映像を僕は事務所で見ていた訳で、それはまるで僕を指さしてるように思えた。
女性の顔は血で張り付いた髪の毛で殆ど見えなかったが、僕はその女性とモニター越しに目が合った様に感じた。

とても恐ろしかった。
僕は全身から脂汗を流して震えながら、モニターを見つめ続けた。
変な言い方だけど、目を離したら直ぐにでも殺されるように僕は感じていた。
そのまま数秒目を離せずにいると、女性がまたゆっくりと動き始めた。

女性はカウンターに背を向けると、店の奥に滑るように進み始めた。
滑るようにと書いたが、実際は凄くゆっくりとした動きで、まるでカタツムリだとかナメクジが這っているような感じで女性は進んでいた。

どこにむかっているのだろう?

そう思っていたのは本当に一瞬だけで、僕は直ぐに気がついた。
女性が向かっている先には、事務所の入り口がある事に。

 

99: 名無しさん@おーぷん 2014/06/22(日)23:57:39 ID:M2MjpqvsW

僕は半狂乱になって事務所の扉に走った。
僕は走りながら、事務所の扉は引き戸で鍵が突いていないことを思い出していた。

鍵がないせいで、入ってこようと思えば、鍵が掛かっていない扉はすんなり開いてしまう。
だから僕は急いで扉に張り付き、扉を手で押さえて開かないようにするしかなかった。
扉を押さえながら顔を上げると、事務所の扉の丈夫にはめ込まれた半透明のガラスから、徐々に赤いなにかが近づいてくるのが見えた。
僕は再び半狂乱になり、まだ誰も扉を開けようとしてはいないのに、全力で扉を押さえていた。

耳には徐々に近づいてくるなにかを引き摺るような湿った音が聞こえてきたが、不摂生だけが売りの僕のような駄目大学生に体力があるはずもなく、扉を前にした攻防の前に、僕の腕は早々に力が尽きて震え始めてしまった。
それでも痺れ始めてきた腕に何とか力を込めて扉を押さえていたが、突然、扉はものすごい力によって開けられてしまった。

僕は咄嗟に頭をかばい体を丸めてその場に座り込んだ。
恐怖で全身は震え、涙と脂汗が鼻の先から床に垂れるのを僕は感じた。
もう駄目だ。殺される。
僕は頭の中でそんな事を考えていた。

ページ:

1

2

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

怖いコピペの最新情報をお届け致します!
 閲覧回数:983 PV
 評価:12345 0.00 (0 件の評価)
Loading...Loading...
 カテゴリ:都市伝説・ネタ
 タグ: ,  , 
 PR:怖い動画 - 心臓が弱い方も安心の完全無料

関連記事

ピックアップ

他サイトの更新情報

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

検索

アーカイブ

2016年12月
« 11月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

怖いコピペSNS