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漫画「秘密」|後味の悪い話

秘密にまつわる怖い話
この記事の所要時間: 632

後味の悪い話 この169

267: 秘密1 2017/04/01(土) 01:49:48.47 ID:tR206OOq0

最近映画にもなった漫画「秘密」から
ちなみに映画になったのは別のエピソードだけど、改悪されてるらしいです。原作はとってもお勧め。

舞台は近未来の日本。
通称「第九」と呼ばれる警察からも独立したこの機関では、死者の脳から記憶を映像化する「MRI捜査」が行われている。
MRI捜査によって被害者の脳から犯人を特定するだけでなく、事件の動機や犯行方法まで解明することもできる反面、
死者のプライバシーを侵す恐れがあることや死者がいなければ捜査できないことなどの理由から、世間からは強い偏見と反発に晒されている。

桜が舞い散る季節、外務大臣・千堂潮の愛娘、咲が何者かに誘拐され、マスコミには犯行声明も出された。
容疑者である吉田さなえは、逮捕に向かった警察官らの前で喉を切って自殺する。
容疑者死亡により捜査困難となったため、吉田さなえの脳とともに、捜査の全権限が第九に継承された。
第九の研究員である主人公・青木らが吉田さなえの脳を見ると、咲と思われる少女が貨物船のコンテナに入れられる様子が映っていた。
文字や旗などから、中東の「エルスエコ」の船「アルタイル」であることが判明する。
だがすでにアルタイルは出航した後で、日本の主権は及ばない。一緒に乗せられた飲食物の量から、咲の命は持って10日程だと予測された。
外務省はエルスエコに捜査協力を要請するが、エルスエコは政情が不安定で日本とも国交がないため難航する。
捜査を続けていると、吉田さなえが20年前の「デルナ集団拉致事件」の被害者遺族であることが判明し、千堂潮との接点を突き止めた。
当時「中東アフリカ局長」であった千堂潮は国交を優先し、満足に捜索もしないまま捜査を打ち切り、結果として拉致された被害者12人を見捨てたのだった。
誘拐事件の動機は、娘を殺された吉田さなえの千堂に対する怨恨だと青木達は推測する。
しかし何故吉田さなえは喉を切って自殺したのか。脳が残れば、MRI捜査で咲の居場所がバレると分かっていたはずなのに、と第九室長の薪は不審に思う。→続く

 

270: 秘密2 2017/04/01(土) 02:12:16.57 ID:tR206OOq0

>>267
第九のメンバーが捜査を続けていると、アルタイルに乗せられたのは、咲に服装や髪型が似せられた別の少女であることに気づく。また、共犯者として吉田さなえの元夫、淡路真人が浮かび上がる。
その頃、咲がどこに連れ去られているか知った千堂潮は、法も国境も無視して独断でアルタイルを強制捜査しようとしていた。
それを知った薪は千堂の元に訪れ、乗っているのが咲では無いこと、淡路真人をが実行犯でありすでに身柄を確保し取り調べていることを伝え、
アルタイルに乗った少女を安全に救出するために、千堂の独断ではなく首相らの協力のもとで立ち入り捜査を行うべきだと進言する。
しかし、コンテナに乗せられているのが咲では無いと知った千堂は、立ち入り捜査そのものを辞めるよう指示を出した。
「見捨てるんですか」「20年前の拉致事件の時もそうやって見捨てたんですか」と問う薪に、
「生きてるか助けを求めているかも分からない、どこの誰かも分からないたった1人の命のために、国家の安全が脅かされてはならない。国の安全を守ったとなれば犠牲になった命も浮かばれるだろう」と言い放つ。

黙秘を続ける淡路真人が千堂とだけ話しをしたいとの連絡が入る。淡路の元へ向かう千堂に、薪は「何故犯人はわざわざ《身代わり》に、咲さんの格好をさせたとお考えですか」と問いかけた。→続く

 

274: 秘密3 2017/04/01(土) 03:23:33.09 ID:tR206OOq0

淡路の元に訪れた千堂は、拉致事件の時は申し訳なかったと謝罪し、咲の居場所を教えてくれるよう土下座して頼み込む。
淡路は癌に侵されていて、余命は幾ばくも無い。
「娘の居場所は俺だけが知っている。俺が死なないと脳は見れない。あんたの娘が餓死するのと俺が死ぬの、どっちが先かな?これがあんたへの復讐だ」と嘲笑う。
「憎い私に偽りの謝罪をするほど娘を助けたいなら、何故、私を殺さない?」
自分を殺して脳を見ようとしないんだーー?

一方、青木ら第九のメンバーの健闘により、アルタイルに閉じ込められた少女は無事に救出された。
その時、千堂が淡路を殺したとの連絡がはいる。
千堂は身柄を拘束されたが、淡路の脳は第九へ渡り、捜査開始後わずか7時間という短い時間で咲を救出した。
世論は娘のために犯人を殺害した千堂を「理想の父親」と英雄扱いし、無罪判決のための署名活動まで行われた。
娘に面会するために病院に訪れた千堂に、薪はDNA鑑定書を渡す。そこには、咲と千堂の間の生物学上の親子関係を否定する結果が書かれていた。→続く

 

275: 秘密4 2017/04/01(土) 03:26:10.01 ID:tR206OOq0

>>274
長い不妊治療の末、千堂との間に子はできないと思った妻は他の男と子を作ったのだった。
薪は「それは淡路が生前調べたものだ」と告げる。そして「血だけが重要ではないでしょう」と言うが、
「実の子でないと知っていたら淡路を殺さなかった!どこの誰が他人のために殺人なんかする!」と叫ぶ千堂。

「犯行声明を覚えていますか?」と薪は聞く。「千堂大臣の娘を1人さらった」
淡路は咲が千堂の実の娘でないことを知っていた。犯行声明は最初から正しいことしか言っていなかったのだ。
アルタイルに乗せられた少女は「身代わり」ではなかった。
少女・平野望美の母親と千堂は23年前に男女関係があった。望美の母親は妊娠したが、現在の妻との縁談が持ち上がっていた千堂は、堕胎するよう諭して関係を終わらせた。
その時の子が望美だった。
咲が閉じ込められていた別荘には水も食料も十分に置いてあり、淡路は最初から咲を殺すつもりはなく、狙いは千堂の実子の望美だったのだ。→続く

 

276: 秘密5 2017/04/01(土) 03:28:16.07 ID:tR206OOq0

>>275
淡路は自分が癌で余命が僅かだと知った1年前から、千堂により効果的にダメージを与えるため念密に計画を練った。
アルタイルに乗せられた少女が咲ではないと知った千堂が、20年前の拉致事件と同じように国交を優先し人命を見捨てると賭けた。
そして事実、千堂はそうした。
淡路は、人殺しをしてまで救った娘が実子ではなく、さらにこの世にたった1人の実子を自分の判断で殺してしまうという二重の苦しみを、千堂に与えたかったのだ。

望美に会いに行こうとする千堂だが、薪は冷たく言い放つ。
「どうぞ大臣、あなたの口から娘さんにおっしゃってください。1度目は23年前に妊娠を告げられた時。2度目は1週間前、海保に撤退命令を出した時。私こそが君を2度も見捨てた実の父親だ、と。喜びますよ」
千堂は、病室の前で蒼く項垂れるしかなかった。

かなり長くなりましたが以上です。
英雄と称えられる父親を誇りに思い面会を楽しみにしてるのに、時間になっても来なくて悲しむ咲ちゃんの様子なんかも描かれてて、
スカッともするし、でも後味悪いしで、とても読み応えのある作品です。

 

引用元: http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1489674100/

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