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歩き慣れた山中で感じた耳鳴りのような重圧感と異変|山の怖い話

 2017.12.18     恐怖体験談     2件     Loadingお気に入りに追加
深い森
この記事の所要時間: 226

15年くらい前、母方の祖母が寝たきりになって、祖父が仕事に行ってる間、自分が食事の用意とかしに行ってた。
祖母は寝たきりって言っても足腰立たないだけで、頭と口は達者だったし、一通りの家事を済ませたら夕飯の用意まで時間あるし、で、空いた時間見ては祖父母の家のチビ太(パグ)連れて歩き回っていた。
パグってあれで結構タフな犬で、若犬なら2時間3時間平気で歩く。

その日もチビ太と、隣の集落まで山を越えて行こうと、もう身体に刻み込まれているルートを辿ってった。(帰りは川沿いの県道を辿る腹積もりで)
秋ももう終わりの天気の良い日で、チビ太も自分も調子よく歩いてた。
違和感に気付いたのは、下りのルートに入った頃。

なんて言うのかな…耳鳴りになったみたいに周囲からの音が感じられないというか、空気が重くなったような感じ。
上の方からその重圧感が迫って来るようで、知らず知らず下りの足は速くなって行ってたように思う。
『とにかく山から抜けなきゃヤバイ!』 何故かはわからないけどそう思って、一刻も早く降りようと山道を外れ、道の無い雑木林の中をとにかく下へ下へと突っ切ってった。

斜面を突っ切って、少し平らに開けた場所に出たとき、その「屋根型に組み合わされた二枚の大石」に出くわしたんだ。

 

高さは人の背丈くらい。 細部に関しては記憶が曖昧なんだけど、自然石ではなかったと思う。
今思うと、片方は自然石で、それにもう一枚を寄りかからせたものなのかも…とも思うんだけど、どちらも表面が平らに削られてて、屋根で言ったら褄(つま)の部分に、○に梵字のようなものが彫られていたのを覚えてる。
でもその時はそんなのどうでもよくって、とにかく先を急ぎたかった。

そしたらチビ太のヤツが、その石組の中にちょっちょこ入ってって、あろうことかウンチングスタイルをとり出した。
いろんな意味で『ヤバイ!!』と思い、大慌てで屈みこむと中に入ってチビ太を抱き上げた。
意外にすんなり抱っこされたチビ太を抱えて、石組の中にいたのは数十秒がとこだったと思う。

その石組から出たとき、あの妙な重圧感と焦燥感はきれいさっぱり消えていた。
さっきまでは聞こえなかった(はず)車の走る音や、いろんな生活音、自然音も聞こえてきていた。
そこから少し下ると山道になり、拍子抜けするくらいあっけなく、県道に出ることができた。
(最初の目的だった県道への出口から、500mくらい離れた場所だった)

 

ムダに長くなってしまったけど、これだけのことです。
あの場所へもう一度行ってみようみようと思いながら、おっくう半分、怖いの半分で行かないまま。
祖父母もチビ太も亡くなって、家もなくなって…なんていうのかな、縁が切れてしまったような感じ。
でも、また探しに行ってみようかなー、とか今ちょっと思い始めてる。

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 カテゴリ:恐怖体験談
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コメント

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2017/12/18(月) 22:34:16 ID:cyNDgyNzY

    もう見つからないと思うし、魔から山の神様と言うかそう言う存在が守ってくれたんだと思う。

    • 名前: 怖い名無しさん
    • 投稿日:2017/12/19(火) 11:21:50 ID:ExMjQ1NjM

    天気と気圧と体調が関係してる

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