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タンスの中に入って隠れんぼ

 2014.12.11     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 147

私が子供の頃(多分、5~7歳)父の帰宅時にかくれんぼをしてました。

父の車が駐車場に入った音や、廊下の靴音が聞こえたら、物置とかに隠れるの。

そして、帰って来た父が、

「どーこーだー」

っつって探してくれるという遊び。

 

そして、その日も車の戸を閉める音がしたから、ベランダに出てみたら、父帰宅の様子。

台所の母のアドバイスを受けながら、その日は両親の部屋のタンスに隠れる事に。

タンスの奥に入って、かかってる洋服で前を隠すようにしてた。

 

家はマンションの3階で、駐車場から上がってくるまでには、ちょっと時間がかかるから、息を殺して待ってたわけよ。

 

そしたら、耳元に生暖かい風が吹きかけられ始めた。

なんていうか、電車の中の痴/漢の鼻息みたいなのをもっと生臭くして激しくした感じ。

その時の私は、大きな犬が後ろにいると思ったけど。

 

もちろん、私の他に誰もいるわけがなく、めちゃくちゃ怖くって、台所の母に助けてって言うことも言えなかった。

犬だと思ったから、動いたり大声上げたら噛み付かれると思ったんだよね。

 

そして、父の帰宅の声が聞こえて、いつもどおり私を探し始めてくれました。

本当は直ぐに見つけられるんだろうけど、私のためを思ってか、父はいつも見当違いの場所を探しては

「いないなぁ?」

ってやってくれるんだけど、その日ばかりは直ぐにでも見つけて欲しかった。

結局、ほんの数分後には見つけてくれて、その時には既に犬の気配は無くなってたんだけど、怖くてしばらくはタンスに近寄れませんでした。

 

両親に話しても、タンスを開いて見せて

「なにもいないよ?」

って言うばかり。

 

その後、引越しをしてクローゼットがあるマンションになったので、タンスは処分したんだけど…。

 

子供の頃の体験談でした。

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