幽霊お持ち帰り
これから話すことは、幽霊お持ち帰りやっちゃいました。
蒸し暑い日の夜のことでした。
走り屋仲間で一番の霊感強いA君。
(蛇の指輪で霊能力封印してる。溢れてますが…。)
今日は某キリシタン墓地へギャラリーのKさんの車でA君とKさんの3人で向かいました。
運転は私、A君が運転席の後ろの席、助手席がKさんでした。
海岸沿いの道から今時珍しい石畳の道を車で通って向かいました。
着くまでは何事もなく、普通に慰霊碑まで行きました。
時間は深夜24時半だったと思います。
ふと、慰霊碑をみると、赤い髪で赤いスカートのおかっぱの女の子がこっちに来てって手をこまねいてました。
それに気がついたA君は少しびっくり!
Kさんは見えてないみたいで、『なにも出ないね』っと。
なんか嫌な予感がしたので、奥には行かず、帰ることにしました。
帰りは新しく道が舗装された新道を行きました。
しばらく行くと、右前の電信柱の上の方に白い着物の女性が居るのに気がついてルームミラー越しにA君をみると…
…
…
居るじゃん。
A君が真っ青で
私『いるね』
A君が『うんうん隣にね』
A君の横にちょこんと座る男の子が…
Kさんはなんのことか解らず『なにが』
余りの出来事に急いで海岸沿いの某焼肉屋の裏の駐車場へ。
A君『今日はもって帰ったね。』
Kさん『なにが』
私『なんでもないよ淸』
そうして話していると少し離れたところで、水が跳ねる音が!
もちろん海の近くです。
防波堤があるので普通なんですが、水が跳ねる音が近づいてきます。
さっきの男の子の霊に水死ドザエモンが、なんと2体も来るのが見えました。
A君&私『今日は解散』
Kさんを急いで車にいれて、各自の車で解散しました。
……。
これで終わりではなかった。
次の日、Kさんから電話が…
『なんかさトランクから音がすんんだけど、見ても何もない』って。
私『しらばく様子見で』
…
…
…
5日後。
Kさんから電話が
Kさん『事故ったよ…』
私『大丈夫なん?!』
Kさん『よそ見で橋の欄干にいった…』
…。
これが、よそ見か霊の仕業かはわかりません。
(わかるでしょ)
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