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心霊現象 石段にて編

 2014.12.16     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
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私は高校生の時

サッカーのトレーニングの為

石段を上り下りして足腰を鍛え上げていた

段数は242段

自分で走りながら数えた

それを毎日

練習後に10往復してから帰るのが日課だった

 

ある日

小雨が降っていた

私は基本的に雨の日は

石段が滑るので

止めていたのだが

インターハイの予選も間近に迫っていたので

走ることにした

 

いつものように石段を上がり始める

やはり石段は滑るが

転倒する程でもなかった

私は次第にスピードを上げた

 

頂上に近づくにつれ

雨が強くなりだした

遠くでは雷が鳴っている

 

〈ヤバなったら引き上げるべなあ…〉

 

そして頂上に着いた時

何故か最上段には

男性が座っていた

 

〈なんやの…気味悪いなあ〉

とは思ったが

人の事を言える状態ではない

端から見たら私も気味が悪いだろう

 

あまり気にしないように

上ってきた階段を下りだす

 

その時

さっきの男性が何かぼやいたような気がした

私は振り返ったが男性は変わらずに

座り続けていた

 

2往復目…

3往復目と

順調に消化していく

相変わらず男性は

私が下ると

何かをつぶやく

聞き取れたのは5往復目だった

 

「5」

 

確かに5と言っていた

思い返してみれば

今までに往復した回では

数字らしきことをつぶやいていたような気がしないでもない

 

あまり深く考えないようにして

私は走り続けた

先程より一層

雨も雷も強くなっていた

 

6往復目

男性の元にたどり着くと

何故か

「4」と言った

 

7往復目には

「3」

 

8往復目

「2」

 

どうやら往復回数を数えていたのでは無く

10往復に合わせてのカウントダウンらしかった

 

迎えた9往復目

やはりつぶやく数字は

「1」

 

私が振り返った時

ごく近くで雷が落ちて

青白い稲光が周囲を照らした

実際は一瞬にも満たない時間

だが私にはもっと長く感じられた

照らされた男性は

血に染め上げた顔から

冷たい目で私を睨みつけて

再び

「1」

と言った

 

私は転げるように石段を下りきり

雨に濡れた髪をかきあげた

10往復目に向かう勇気も無く

その日は帰った

 

あの時10往復しきっていたら

私はどうなっていたのか

疑問はあるが

もう行かない

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