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二つの赤い目

 2014.12.29     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 140

子供の頃、溺れかけた事がある。

小学校三年生の頃だったように記憶しているが…。

両親に連れられ、三重県のとある海水浴場へ泳ぎに行った。

浜辺に着き、荷物を下ろし、海水パンツに着替え、準備運動もそこそこに波打際まで走って行った。

足が海水に浸かった途端、全身に悪寒が走った。

「ヤバイ!」

直ぐさま海水から足を抜き出そうとしたが、足が動かない。

全身が硬直したかのように動かない…ちょうど金縛りと同じ状態。

全身に冷や汗が流れる。

動かない身体を何とか動かそうと試みるが、びくともしない。

現状打破のために悪戦苦闘していると、強い視線を感じた。

憎悪の様な思念を持った視線。

それは水面から発せられていた。

私は唯一自由に動かせる目で、その視線の元を探った。

私の足元から20mほど先の海中にそれはあった。

 

二つの赤い目。

 

それは、目だけであった。強烈な憎悪の込った目。

私は叫び声をあげ、逃げ出したい衝動に駆られるが、身体が動かない。

暫くすると、赤い目は、私から少しずつ遠ざかって行く。

「やれやれ」と安心したのも束の間、私はその目に誘われるように海に向かって歩き始めた。

自分の意思に反して、足はドンドンと海中に入って行く。

膝から腰、そして腹。
徐々に身体は海中に沈んでいく。

目は相変わらず私の20m先にある。

その目の周囲には数十本の白い手が海面から突き出て「おいで…おいで…」
と手招きしている。

足は止まらない。

身体は既に鼻の所まで海水に没している。

時折来る波が、私を完全に海中に沈める。

息が出来なくなり、意識が朦朧とした時、強い力に私は引っ張られた。

 

そこには、私を抱き抱える父親がいた。

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