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交通事故に遭遇したことが最も怖かった

この記事の所要時間: 158

高校生の頃、学校の近くのお好み焼き屋でたむろするのが日課だった。

その日もいつものように、その店で下らない話をしていたんだが、
「キィィィィィー」
という車の激しいブレーキ音が聞こえ、
「おい、事故ったんじゃねえ?いこうぜ!」
と言う友人と3人ですぐに店を飛び出しました。

その店はわりと大きい十字路から10mくらいの所にあった為、出てすぐの十字路に違いないと確信してました。

その事故現場はまさに十字路で起きていました。

砂利を積んでいるような大きなトラックが見え、近くに野次馬もいました。

ちょうど前輪の辺りに、中年の女性が言葉にならないような叫び声をあげていました。

近づいてみると、トラックの前輪に向かって叫んでいます。

その時私が目にしたのは、馬鹿でかいトラックの前輪の下に頭がすっぽりと入ってしまっている小学生くらいの女の子の体でした。

 

半狂乱の母親らしき人が
「○○!○○!」
とその子の名前らしきものを叫び続けてました。

完全に頭を踏み潰された女の子。時折手足がビクッビクッと動いてたのを覚えてます。

うわ…見なきゃ良かった。と思った時はもう遅かったのですが、その母親は何を思ったのか、その女の子の両手を掴み、腰を落として引っ張りだそうとしたのです。

周りに居た人間は、その光景の凄まじさから誰も止めようとする人がいません。

まもなく
「ブッ」
という鈍い音をたてて、首から下の胴体だけが抜けました。

もうそこからは見ていられないと思い、友人と3人で店に戻ろうとした時に、ふとその母親らしき女性と目が合ってしまったのです。

逃げるように店に戻ったのですが、何を思ったのかその母親らしき女性は、頭の無い女の子の体を抱いたまま、私たちを追ってきたのです。

店に逃げ込む私達と、それを追いかけて入ってくる死体を抱えた女性…

店には何人か他のお客がいたが、全員もうパニックでした。

「○○を助けてよ!ねえ、助けてよ!」
と狂乱する女性。

店を全員が一斉に逃げ出しました。

その後、そのお好み焼き屋は1週間ほど休業してました。

 

実話ですが、これが一番いままで経験した中で怖かった話です。

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