危険なかくれんぼ
この記事の所要時間: 約 1分3秒
これは、私が小学生のころの話です。
私は母子家庭で、学校から戻ってくると、兄と二人で留守番の毎日でした。
とある雨の日、家の中で(かくれんぼ)をしようということになり、私が鬼で、兄が隠れました。
100まで数えて、兄を探しに行きました。
いろいろと探してから、母の部屋にあった洋服ダンスを探してみました。
その洋服ダンスは服でいっぱいで、腕だけを突っ込み兄を探しました。
そうすると、(兄)の手に触れ、それを掴み引きずり出そうとしました。
ところが、逆に私の手を洋服ダンスの中に引きずり込もうとします。
そこで、
『お兄ちゃん、ずるいで。早よ出てきなーよ』
と言ったのですが、ますます私を引きずり込もうとします。
そんな感じで、ワーワーとしていると、
『おい!』
の一声。
その声で振り向くと、洋服ダンスの中にいると信じていた(兄)が
『何、してんの?』
私は、怖くなり慌てて手を引き抜きました。
その後は、ずっと泣いていました。
あの(兄)だと信じていた手って・・・
もし、そのまま引きずり込まれていたら・・・
どこに、行ったでしょう?
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そ、それはきっとナルニア国だよ!(((^_^)))ガタガタ