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山の魔物から悪意を感じると言い出した中二病の友人

この記事の所要時間: 229

大学生の頃、友人宅で麻雀をしていました。

腹が空いたマサオと僕は、抜け番を利用して牛丼を食べに行こうと僕の車で出かけました。

山道にさしかかった時にマサオは
「止めてくれ」
と言いました。

なぜかと尋ねると
「山の魔物(悪霊と言っていたかも)から悪意を感じる。このままではオレ達は二人とも死ぬ。」
と言いだした。

マサオが自称霊能者なのは知っていましたが、突如そんな不吉な事を言われて腹が立った僕は
「何故そんなことを言う!?そんなに言うんだったら戻ってやるから、自分の原チャリで行けよ!」
と怒鳴るとマサオは、今すぐに対決しなければならない、時間がない、と真摯に訴えるので怒りより不安と恐怖で結局マサオに折れてしまい、車を山道に止めて林の中へ彼と一緒に入っていくことになりました。

夜釣り用に置いてあった小さな懐中電灯で細い道を照らしながら歩いていくと、とても古い家の廃墟がありました。

半壊してどこからが草むらでどこからが家の中なのかわからない程でした。

マサオはスタスタと家の中へ入っていきましたが僕は外から彼を照らしていました(恐ろしくてとてもついて行けませんでした)。

 

突然マサオが叫びました。

「殺すぞ!」

「糞ども!」

などの普段の大人しい彼からは想像もできないほどの下品な言葉です。

依然、酷い言葉を吐きながら髪を振り乱して半狂乱で叫びつづけるマサオ。

恐怖がピークに達したのはその後でした。

マサオの声がどんどん男とは思えないほどの高い声になっていき、その言葉に意味がなくなってきたのです。

ただなにかの動物のようにキィキィ叫ぶようになったと同時に、彼を置いて逃げました。

その足で家に帰って布団にもぐって朝まで電気をつけたまま震えていました。

朝から少し眠って昼くらいになった時に電話がありました。

麻雀をしていた友人からでした。

途中で消えた私達を心配しての電話でした。

マサオのことが気がかりだったので、昨夜のことを上手くごまかして聞くと彼も家に帰っていたということでした。

たしかに山から彼の実家は2キロ程の距離ですがあんな状態でどうやって帰ったのか気になったので、彼を顔を合わせる授業がある日に置き去りにした事を謝りつつ聞いてみようと思いました。

いまから思うと電話してでも聞くべきだったかもしれません。

3日後授業へ行くと彼はいませんでした。

前日に自室で喉を切り裂いて死んでいたそうです。

直接の死因は自分の血液による溺死だと噂で聞きました。

僕は自殺だと思いませんでした。

なにかに殺されたんだと思いました。

 

理由をつけて彼の葬式にはいきませんでした。

いまでも悪夢を見ます。

廃屋から彼のキィキィ叫ぶ音が耳について離れません。

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