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漆黒の闇に佇んでいた不気味な犬

この記事の所要時間: 145

たいして怖くはないかと思いますが、自分的にかなりぞっとした体験があります。

就職浪人時代に、アルバイト先から車を借りていたので、よく夜中にドライブしてました。

その夜も学生時代の後輩を乗せて、某ダムまで走ってたんです。

そのダムには、ちょうど中心部を横切る細長い橋があって、その中央に車を停め後輩ととりとめない話をしてました。

街灯などなく、ヘッドライトを消せば窓の外は漆黒の闇状態。

わずかな月明かりも、すぐ脇にある橋の欄干のシルエットがわかる程度でした。

誰も(他の車も)通らないのをいいことに、一時間弱話してたと思います。

突然後輩が、
「先輩、ライト!」
と叫びました。

先刻までの笑顔が嘘のような形相で。反射的にヘッドライトを点けると、数メートル先にこっちを向いた犬が座っていました。

その犬は、いきなり点灯したヘッドライトにも動じることなく、こちらを凝視しています。

「なんだ、あの犬…」

「先輩、車出して。ゆっくり…」

隣を見ると、後輩が今度は犬を凝視してました。

「スピードだしちゃダメっすよ。アイツ、ついて来るかも…」

この後輩の切羽詰まった表情はいまも忘れられません。

車を歩くようなスピードで進ませると、犬はゆっくりと立ち上がり、助手席側に退きました。

僕の位置からは死角に入ったため、犬がそこでなにをしているのかはわかりません。

後輩は前だけを見つめて、それ以上はなにもしゃべりませんでした。

バックミラーで犬の姿を確認することは、なぜかできませんでした。

橋を渡り終えると、僕はアクセルを踏み、いままで出したことのないスピードでダムを去りました。

あの闇のなかで、後輩はなぜあの犬に気づいたのか。

なぜ、「ついて来る」かも知れなかったのか。

後輩はその理由を明かさないまま、数ヶ月後に故郷に帰りました。

長々とすいませんでした。

これが、僕の(いまのところ)唯一の不気味な体験です。

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