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頭蓋骨が出現する夜の階段

この記事の所要時間: 153

ウチの二階から三階への階段にはいつも、夜になると何故か頭蓋骨がいます。

そして今日、風呂に入ろうと階段の前を通った時に何気なく見てみると、なんとそれが皮を被っているではありませんか;

 

『キモッ!!』

咄嗟そう思って、私は風呂場に飛び込みました。…が、風呂場の暗がりには、例の頭蓋骨がいた。

『…どうしてこんな所に…?』

いつもは階段にいるのに、と私は骸骨を見つめました。

すると、

『…キモいって言うから元に戻したんだよ…。』

…喋ったァァァ!!!

『…あれ?そういや、見えないハズなのに何で?』

『ここがたまたま見えやすい土地なのもあるけど、きみの波長は不規則に変動するんだよ。』

『…で?』

『僕みたいに元々見れるのもいたと思うけど、土地と僕らと、きみの波長が、稀に…といっても掠る程度なんだけど、シンクロする時があるんだ。そういう時には、ごく一部だけど見たり話せたりする。』

『へぇ。』

『…まぁ、掠る程度で良かったよ。完全に合ってたら危なかったから。』

…と、そこで私は湯の中に胎児のような黒い影を見た。

『…誰?』

聞いてみたが返事がないので、骸骨を見た。

『…言うまでもなく水子霊だよ。』

『…何しに来たの?話してごらん。』

私は影に向き直った。

『どうしたの?』

『お母さんを探してるの。』

それは言った。

『…生憎だけど私は違うし、あなたの親については何も知らないよ。』

『…そう…。』

『…まぁ、大変だと思うけど頑張ってね』

『うん。』

『…あと、早く成仏して、今度はちゃんと産んでくれる人探して………幸せになれるといいね』

影はそう言って笑った私に、

『…ありがとう』

と微笑んで消えた。

『…優しいんだな』

骸骨が穏やかに、ぽつりと言った。

『私は性根の醜い人間だよ。…でも、ありがとう』

何か、それまで必要以上に恐れていたのが馬鹿らしくなった。

 

…不思議だった。でも同時に、何か温かさに満たされた。怖くはなかった。

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