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僕の顔を真似ようとしていた知らない生物

この記事の所要時間: 221

3月の出来事です。

僕は車を使った外回りの仕事をしています。

外回りの仕事をしている人は、お気に入りの昼寝ポイントというものがあると思います。

僕のポイントはかなり大きめの公園で、四方を道路が囲んでいます。

南側以外の道路は公園の周りを意味無くまわっているだけで、運送関係の人や僕のような人間の絶好の昼寝ポイントとなっていました。

昼間は常に昼寝をする人間の車で溢れている場所でした。

その日は19時くらいで会社に戻る途中のことでした。

会社に戻る前に少し寝てから戻ろうと思い、いつものお昼寝ポイントに車を止めました。

日中あれだけ車で溢れているこの場所も、夜になると僕以外にとまっている車はありません。

2時間くらい寝てから会社に戻ろうと思い、携帯電話のアラームを21時にセットして僕は仮眠をとることにしました。

眠りに落ちて1時間くらいでしょうか、ふいに目が覚めました。

目が覚めたというより、急に意識がはっきりとした状態になったというか、うまく表現できなくてすいません。

目は閉じたままでしたが、視線を感じるという感覚に襲われたのです。

 

僕は霊感は全くありませんし、どちらかというと鈍感な部類の人間だと自覚しています。

しかし、その時は運転席の右側のガラス窓から強烈な視線を感じたのを覚えています。

僕は恐る恐る薄目を開けて窓の方へと目をやりました。

僕の目に映った物は、ガラス窓越しに僕を見下ろす無表情な僕の顔でした。

しかし、一つだけ明らかに違っているのは、その顔の鼻の部分に何も無いのです。

つまり、鼻だけがない僕の顔そのものです。(わかりにくいと思いますが、通常鼻がある位置に何もないのです)

僕はあまりの衝撃にシートから状態を跳ね起こしました。

そして僕の急なアクションに鼻のない僕の顔を持った相手もビビったようで、逃げ出しました。

僕は心臓が張り裂けるくらい高鳴っていました。

いったいアレは何だったのか?

なにか僕の知らない生物(妖怪?宇宙人?)が僕の顔を真似ようとして、途中で僕が目を覚ましてしまったので、中途半端な状態で逃げ出したのか?

それとも僕の幻覚だったのか?(ちなみに僕は薬とかやったことは一度もありません)

はたまた寝ぼけて夢と現実を混同したのかわかりませんが、とにかくあんなに恐ろしい体験は初めてです。

それにあのリアリティーは絶対夢でないとだけは自信を持って断言します。

この体験以降、怖くて車の中で眠ることは出来なくなりました。

話は以上で終わりです(体験談なのでオチ無いです)、誰か顔を真似る何かの話とか知ってたら教えて下さい。

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