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五反田駅周辺で借りたばかりの部屋がヤバイと母が言っていました

この記事の所要時間: 243

私の母親が体験した話です。

私の両親は今から20年位前に離婚をし、母は単身東京の親戚をたより、大阪の地を離れました。

上京してしばらくしたころ、母の姪が五反田に引越しをしたので遊びに来ないかとの誘いを受け、2・3日泊まるつもりの身支度を整え、教えてもらったマンションへと向かいました。

駅から程なく歩いた所にマンションが見え、いざエレベーターに乗りこもうと中へ入ったところ、なんとも言えない空気の重さと寒気を感じたと言っていました。

気を取り直し、電話で教えてもらった3階の30×号室のインターホンを押すと聞きなれた声の返事…

「お姉ちゃん、よく来てくれたね」

待ちわびていたと言わんばかりの応答に招かれて中へ入る母。

玄関入って直ぐ、奥にベランダの見える六畳ほどのダイニング、ど真ん中を陣取るようにして椅子四脚がすっぽりはまる程の四角いテーブルが置かれておりました。

その中でも一番日当たりの良い椅子に座るように招かれ腰掛けようとしたとき、
「嫌!!」
即座に立ち上がる母。

 

その反応にビックリしながらも、またかと困惑の表情をうかべる姪…

以前からそのてのたぐいを感じやすい人だったので、借りたばかりの部屋にまたケチがつくと必死で話題を変えようとする姪。

それでもやはり気になるので、恐る恐る何があるのか聞いてみると

「今、私の周りに3人立ってる…一人は髪の長い二十代くらいの女性、もう一人はショートカットの四十代くらいの女の人、最後に頭のはげた五十代くらいの男性」

「もうお姉ちゃん悪い冗談は止めてよ。」

「冗談で引っ越したばっかりの家にケチつける程意地悪や無いよ。」

泣きそうになる姪。

「悪い事言わんから、明日にでも不動産屋行って何があったか調べといた方がいいよ。」

既に寒気と頭痛が激しくなってきた母は小一時間ほどで逃げる様に帰りました。

 

そして次の日の明け方4時過ぎ、電話の音で目の醒めた母が受話器を取ると
悲痛にも似た声で
「お姉ちゃん、出た!」

よくよく話を聞いてみると、水の流れる音で目が醒めた姪がベッドの足側にあるシャワールームに目線をやると灯りがついていました。

(おかしいなあ…消し忘れたのかなあ…?)

しばらく冴えない頭で考えていた時、シャワールームの開いた扉15cmほどの隙間から3人が出てきたのです。

一瞬何が起こっているのかわからない上、度肝を抜かれて動くことの出来ない姪のもとにその3人はやってきたのです。

そしてベッドを取り囲み、3人が一同に顔を覗きこんできたのです。

 

どれぐらい時間が経ったのかわからないらしいですが、悲鳴の第一声を挙げた時には既に3人の姿は無かったそうです。

日が昇ったと同時くらいに慌てて不動産屋に問い合わせたところ、そのマンションは元々病院で、内装だけをリフォームしたモノだったらしく現にその部屋で3人亡くなっていたそうです。

これは実話なのですが、母親から聞いた話なので私自身真実の程はわかりませんが、五反田駅周辺でこういう噂を聞いた方はいらっしゃいますでしょうか。

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