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青森県の南部にある小さなトンネル付近で怨念の塊となって待ち構えている少女

 2015.05.18     恐怖体験談     コメントを書く     Loadingお気に入りに追加
この記事の所要時間: 313

私は東北は岩手県に住んでおります。それも岩手といってもほぼ青森県との県境の田舎町に居ます。

その日は地元のお客さんの奥さんの実家へ商品の納品があり青森県のとある場所への配達でした。

配達ルートを見た時点で私は

「あちゃーここはあそこを通らなきゃならないな~」

と、ちょっといやな予感がしたのです。

そうその場所とは青森では割と有名な(心霊スポット紹介雑誌、数誌に掲載された)場所でして簡単に説明すると、その場所は青森県の南部にある小さなトンネルです。

 

数年前の夏に暴走族同志の抗争があり、あるチームの少女が敵対するチームの数名に拉致され、暴行を受け置き去りにされたのであります。

心身ともにボロボロになった少女は現場の近くにあった神社の鳥居に近くにあった白っぽい縄で首を吊り翌日、神社へ来た神主さんに遺体を発見されるという事件がありました。

その後、その場所や付近を通ると昼夜関係なく、茶髪でワンピースを着た白い紐を首から下げる、または手に持った少女を見かけるとか、カーステレオのラジオから突然雑音がしたり雑音に混じって

「お前も仲間だろ」

「絶対にゆるさない」

「殺してやる」

など恨みのこもった声が聞こえたりすると噂がたちました。

興味本位で現場に行った若い連中などは急にエンストしたり、ライトのバルブが切れたり、エンジン停止中でカーステもオフの状態でスピーカーから声がした。

また、車2台で出かけた連中は前の車は急にエンスト停車後ろの車はブレーキが効かなくなり追突事故を起こすこともあったそうで、どうしても行くなら車は1台で行った方が…などのつまらない噂もたちました。

話は戻りますが、配達相手の都合で夕方に納品して欲しいと連絡があり、しぶしぶ出かけました。

 

いよいよ現場に近づく頃、出来るだけ仕事に集中しようと心がけていると急に「きーん」と耳鳴りが。

やばいかなと思いながらも無事トンネルを抜け、しばらくすると耳鳴りも治まっていました。

配達先で商談も有った為に家路につく頃は午後8時過ぎ、夜とはいっても深夜では無いの事と、机仕事が残っている為、例の場所を迂回することはあきらめ、来た道を戻ることにしました。

都内に居る方は想像できないと思いますが、田舎の道路には外灯などは国道、県道、大きな町道以外はほとんど無く夜はほんと寂しいものです。

 

例の場所へ近づく頃、またあの「きーん」と耳鳴りが、それも来た時よりもひどく頭に響くような不快感で。

しばらく行けば治まることを信じながらも、そのような感じから少し怯えてしまい多分錯覚と思えるのですが、後ろに誰かが居るような気配も(軽トラックなので後部座席は無いはずなのですがそう感じました)

しかしここで

「バックミラーを見たらいけない!」

と思いとにかく運転に集中をしました。

 

しばらくして耳鳴りが解ける頃、ほっとしてバックミラーを見てしまいました。

月明かりしか無い筈なのにぼんやりと立っている人の姿、頭をうなだれた姿勢…

そう首を吊られた時の姿勢でさらに視線をずらした時、バックミラーに映る私の顔半分の目の脇にもう1つ目が、目だけが映ってました。

人の姿よりもむしろその目に驚き、車を停車。

頭の中で

「御先祖様、助けてください」

と祈りながらも再度恐る恐るバックミラーを見るともうなにも見えませんでした。

何とか気を落ち着かせようと努力しながら安全運転を心がけ無事地元へ。

自宅へ帰る途中、地元の神社へよってお参り(地元の安心感か夜の神社でも怖さはなく、むしろ安堵感が)して帰宅しました。

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